かみかわ陽子のラジオシェイク第2回オンエア(1)水の問題によせる思い

 

 

 
 シェイクしずおか編集室のライター鈴木真弓です。5月22日にFM−Hi(シティエフエム静岡)にて『かみかわ陽子のラジオシェイク』第2回目がオンエアされました。お聴き逃しの方もいらっしゃったと思いますので、1回目同様、トークの内容をご紹介しましょう。今回は前半は水のお話から始まりました。
 
 
 
(上川)みなさんおはようございます。上川陽子です。4月から始まりましたラジオシェイク、第1回目の放送をお聴きくださった皆さま、ありがとうございました。今日もこれから30分、どうぞよろしくおつきあいください。


(鈴木)おはようございます。ラジオシェイクのヨーコ秘書ことライターの鈴木真弓です。よろしくお願いします。陽子さん、第1回目の放送からひとつき経ちましたが、反響はありましたか?


(上川)実はたくさんありました。自分の思いを、自分の言葉で、ありのままに伝えること…。最初は少し緊張しましたが、あっという間の楽しい時間でした。放送直後に、さっそくみなさんからお電話をいただきました。「聞いていたよ。よかったよ」と。中には、これまで上川さんというと、演説調の固いイメージしかなかったけれど、フツーの言い方でちょっとびっくりしましたというお電話もありました。

 ラジオを通して、私自身も進化していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。


(鈴木)さて、先月の放送でもふれましたが、陽子さんは東日本大震災の被災地へ静岡の水を送ろうと街頭募金活動をされました。


(上川)3月と4月の2回、呉服町のスクランブル交差点で募金活動を行いました。ふだん食育カフェに参加してくれる母子も来てくれたんですよ。集まった義援金で、静岡の水を購入し、被災地に送らせていただきました。届けられた先の福島県いわき市遠野町の上遠野重行さんから、ご丁寧なお礼状をいただきました。ちょっとご紹介させていただきます。


 

 「私たちの部落は山間部で、市の上水道の給水区域外となっており、それぞれの家で沢から水を引いて生活をしているところでありますが、地震のため沢水が出なくなってしまいました。
 さらには福島原子力発電所が近くにあり、テレビ報道等により小さい子供には水道水は飲ませないほうがよいなどと言われたことから、飲み水を購入して生活をしていたところであります。
 静岡の水が吉野先生を通じていただき、部落一同大変喜び大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。」


継続して活動しようということで、今月28日には、第3回目の街頭募金活動を予定しています。11時半から1時まで、呉服町のスクランブル交差点で活動していますので、ぜひご協力をお願いします。


 

(鈴木)ところで陽子さんが震災後、まっさきに被災地へ水を送ろうと思われたのは、これまで水に関係したさまざまな活動がベースにあったようですね。


上川)私は初当選が2000年だったのですが、それ以前から「21世紀は生命の時代」というテーマで政治活動を続けてきました。水は何といっても生命の源。人間の体も6割が水、赤ちゃんは何と8割が水です。それと同じように、社会そのものも水がなければさまざまなひずみが生じます。

 人間が生きるために必要な水は、豊かな森林資源の恩恵を受けて受けて、つくられています。私たち生活者はその水源に関心を持つことが大事だと、長年取り組んできました。
 水をめぐるトラブルは、国家紛争の種にもなっているんですよ。国内だけでなく、世界的な規模で起こりつつある水危機に警鐘を鳴らし、皆さんと一緒に水問題を考え、水の大切さを訴えていきたい。日本の伝統的な水文化をよみがえらせたい。そんな思いで、「おいしい水」をキーワードに、2000年の初当選後、1年がかりで議員連盟の発足準備を進めました。(づづく)


 

 
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