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ラジオシェイクradioshake

第144回 「選挙応援1万キロの旅 中野区・岡山市」

(11月7日オンエア)

 

(上川)リスナーの皆さま、こんばんは。上川陽子です。

 

(鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。どうぞよろしくお願いいたします。先月は総選挙のためお休みとなりました。久しぶりのスタジオですね。

 

(上川)ご無沙汰でございます。

 

(鈴木)ほんとうにおつかれさまでした。

 

(上川)今回は9月28日に国会が召集され、冒頭の解散で10月10日公示、22日投票というスケジュール。短期集中の選挙活動となりました。

 

(鈴木)陽子さんは選挙期間中、ものすごいご活躍でしたね。

 

(上川)法務大臣の公務、自ら候補者としての運動、また若い候補者を応援に行くという仕事も重なりました。計算してみたところ、静岡を除いた移動距離がなんと1万345,3㎞でした。解散以降実質10日間で、地球の4分の1の距離を廻ったのです。

 

(鈴木)すごい。日本ってそんな広かったのかなと思える距離ですけど(笑)、具体的にはどんなところへ行かれたんですか?

 

(上川)北は山形、南は沖縄まで行きました。日本には本当にいろいろな地域があるものだと実感しましたね。それぞれの地域の話をたくさん聞かせていただきました。と同時に、それぞれの地域には静岡と同じ声があると実感し、それらの声を政治の大きな力にするヒントをたくさんいただきました。

 

(鈴木)今日はその中から印象に残った地域の声をうかがいたいと思います。まず、陽子さんが街としてインパクトを感じたところはどこですか?

 

(上川)東京と東京以外の地域を大きく分けて考えたいのですが、東京都内では23区とそれ以外の地域も回らせていただきました。2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会は東京以外の地域でもの開催される予定です。静岡でも自転車競技が開催されますが、東京都江東区はひとつの区だけで10種目以上―アーチェリー、水泳、カヌー、体操、スケボー等の会場を受け持ちます。都内でも区や市によって差があるのです。

 

(鈴木)江東区ってお台場のある湾岸エリアですよね、カヌーをはじめ海に関するスポーツがあるのはわかるんですが、それ以外の種目も多いんですね。

 

(上川)まったく開催施設がない区もありますので、同じ都内でも差があります。静岡では伊豆での成功が静岡全体の成功にもなりますし、もちろん江東区の成功が東京全体の成功になる。その意味で江東区の皆さんにはぜひ頑張っていただきたいと思いました。

 

(鈴木)都内ではほかにどちらを回ったのですか?

 

(上川)中野区では、野方駅周辺に商店街が放射線状になっており、区割りがきっちりしていない下町らしい商店街で、いくつもの店が網の目のように広がっていました。旅行客ではなく生活者が日常的にお買い物をされています。ちょうど静岡市の駒形通りのような庶民的な商店街で、駒形通りよりも道幅が狭いんですよ。

 

(鈴木)駒形通りよりも狭いんですか!

 

(上川)狭いんですよ。小さなお店がたくさん並び、大変賑やかでした。

 

(鈴木)活気のある商店街があるだけで、その町全体が元気だと思えてきますよね。

 

(上川)東京というとインバウンドの外国人がたくさん来られる銀座など都市化した街が有名ですが、中野あたりも庶民の街として大変賑わっています。そんな街にも一人暮らしのお年寄りがいらしゃったり、お買い物も八百屋さんや魚屋さんで一人用、二人用のお買い物って感じなんですね。こういう地域がこれから先どうなるのか、商店街がどうなるのか大変興味深かったです。

 

(鈴木)静岡市も呉服町通りや駒形通りなど比較的頑張っているほうではあるんですよね。

 

(上川)そうですね、大型ショッピングモールが進出しつつも、商店街が生き残っていくというのは町の活気と密接にかかわっていますので、ぜひぜひ頑張っていただきたい。

 

(鈴木)東京以外ですと・・・

 

(上川)瀬戸内海周辺の広島、岡山、兵庫、大阪あたりで、新しい顔が出始めているという印象を受けました。今回、尾道と岡山に行かせていただいたんですが、尾道市は人口14万人で戦災に遭っておらず、大火にも遭っていないということで、古い商店街が残る昭和の街のような印象です。商店街が大変長くて2キロあるそうです。

 

(鈴木)私も行ったことがありますが、そんなに長い商店街でしたっけ。

 

(上川)ちょうどその真ん中ぐらいのところで街頭演説をさせていただきましたが、あまり人がいないんですね。でもインバウンドのお客様はとても多くて、しまなみ海道、やまなみ街道を自転車で周遊されるそうです。季節に応じて瀬戸内を周遊できるエリアの中に尾道市が位置づけられているようです。

 

(鈴木)以前、陽子さんは瀬戸内全体のエリアで地域創生していこうというお話をしてくださいましたよね。

 

(上川)私もそのことの具体的な成果がどうか楽しみでした。瀬戸内という内海を囲んだ各県がひとつになり、行政と民間がさまざまな人材やファンドを持ち寄って観光DMOを日本で最初に始めたエリアで、その成果が着実に表れているようです。飛びぬけて何かをしようという地方創生ではなく、瀬戸内全体を面として大きく打ち出していく。みんなで力を合わせて全体の市場を大きく拡大させているようです。尾道市もそのひとつであるし、お隣りの岡山市もその役割を担い、瀬戸内の中心として発展しています。

 

(鈴木)倉敷もありますよね。

 

(上川)今回倉敷へは行きませんでしたが、岡山市へは行きました。街が非常に発展しており、都市空間もゆったりしています。岡山は静岡の後に政令市になったのですが、政令市の中で唯一人口が増加しています。静岡市は人口減少率の高さが話題になってしまいましたが、岡山市はその意味で非常に注目されていますね。

 

(鈴木)岡山市はいろいろ面白そうな市だと聞いていますので、後半は岡山のお話をうかがいましょう。

 

          

 

(鈴木)私も前々から岡山という街が気になっていたものですから、詳しくお聞きしたいのですが、岡山市の人口が増えているというのは、若い人口が増えているということでしょうか。

 

(上川)私も若い世代がどうなのか気になって、大学―高等教育機関があるかどうかで比較してみたのですが、岡山市には高等教育機関(大学)が8つあります。静岡市は5つですね。岡山市に居住する学生数は2万5千人ぐらい。静岡市は1万4千人です。

静岡市では大学生が卒業後に戻ってこないで関東圏や関西圏に流出していることが人口減少につながっていて、学生が地元に定着するにはどうしたらいいかが静岡市の大きな課題になっています。その意味で岡山市がどうなっているのか注目しており、やはり定着率は静岡市よりずっと高いようです。

学生が就職するときに、たとえば企業とのマッチングをお膳立てするなんていうのは遅すぎ。もっと早い段階、例えば入学時点で企業や地域活動に触れていただき、その町の中でさまざまにアクティビティを体験し、卒業するときは迷うことなくその町で就職していただく。そういうしかけを静岡市が作っていけるかどうかが勝負だと思うのです。

今の瀬戸内は将来性という意味でも夢があります。静岡市もエリア全体でグレードアップし、どうしたらアップさせられるか、構想の段階から学生さんにも参加していただき、若い感性で静岡市をどうするか、岡山市と比べてどう違うのか、都市と都市との比較ということも学生さんに体験していだくような取り組みを進めてほしいと思っています。

2020年の東京オリンピックパラリンピックは単に東京を会場にしたスポーツ大会ではなく、日本全体の祭典にしようとしています。オリンピヤードというのはスポーツと文化と教育の祭典なんですね。静岡市も岡山市と競い合い、3年後にどれだけ成果を上げられるか、そういう視点で考えていきたい。静岡市は文化歴史が非常に豊かで、港もありますし、富士山も南アルプスもある。素晴らしい資産がそろっています。それをサービスとして受けるばかりでなく、文化が持つ力を成長産業に位置付けるにはどうしたらいいかを考えたい。GDPはモノを生産消費することを中心に考える数字ですが、文化GDPを若い人と一緒に大きくする取り組みを進めていきたいのです。

 

(鈴木)私が岡山市に注目したのは、ちょうど静岡県立図書館が休館になって他県の公立図書館はどうかというニュースでした。岡山県立図書館は年間利用者が105万人という全国一の図書館で、建物も広く、蔵書もものすごく充実しているそうです。岡山が日本一なんだと知って驚きました。図書館というのはその地域の文化レベルを象徴するような建物だと思いますので、ぜひ静岡県立図書館もそうなってほしいと願うのですが。

 

(上川)それは非常に大切な視点ですね。教育と文化を象徴しているのが図書館であり、私が手掛けている公文書館、博物館。この3つが整った地域は非常に充実した地域になるのです。岡山がそこまでアップグレードしているというのは、きちんと戦略を立てて整備されてきたのだと思いますから、静岡も発奮しなければなりませんね。

 

(鈴木)静岡にはちょうど新しい大学キャンパスが出来ますので、街全体の発展と併せて考えていくチャンスですよね。

 

(上川)静岡はお茶の産地ですから、ぜひお茶をベースにした学部やセンター機能を充実させるのも私の目標であります。改めて静岡が持つものを大切にし、世界規模のスケールに打ち出していく。そのためには産学官の連携や市民のご理解ご協力が不可欠です。いろいろなことをやると、こっちに来ないなら協力しない、なんて狭い考え方ではなく、面の底上げをし、それによってみんながWIN WINの関係になる―そんな街づくりが求められていると、他の都市を見て痛切に感じました。

 

(鈴木)ダテに1万キロ走ったわけではありませんね、陽子さん。

 

(上川)短期間で回ることができましたので、問題意識が先鋭化してくるんですね。見たいところやポイントとなるところを絞って見ることができました。これらを政策作りに最大に生かしていきたいと思っています。

 

 

(鈴木)今日は選挙が終わってから最初の放送ということで、選挙期間中は1万キロ以上走っていろんな街を見てこられたというお話でした。またこのお話を続けてお聞きしたいと思います。

 

(上川)次回第2弾をお楽しみに。さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、本当にありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

法務大臣 活動記録 2017.8.3~、2014.10.21~2015.10.7 総務副大臣 活動実績!

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