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ラジオシェイクradioshake

第131回 「静岡浅間神社廿日会祭の地踊り、静岡市メキシコ訪問団の成果」

(3月21日オンエア)

           

(上川)リスナーの皆さま、こんばんは。上川陽子です。

(鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。どうぞよろしくお願いいたします。春のお彼岸ですね。お花見シーズンも目前です。

(上川)私にとっては春のお祭りが待ち遠しい季節ですね。4月1日から5日まで静岡浅間神社廿日会祭、静岡まつりが3月31日から4月2日まで開催されます。浅間神社の廿日会祭は毎年稚児の舞やお練りが楽しみで、私は昨年から今年にかけ、今年の廿日会祭のお練りを担当する新通自治会連合会の準備風景を見てまいりました。

(鈴木)お練りが当番制になっているんですね?

(上川)私が子供の頃は各自治会が1基ずつ出して、各町内の神輿がズラーッと並んで華やかでした。お囃子が乗った神輿の練り、踊りの練りなどが続き、私も、日本舞踊の師匠が任されていた舞台で踊らせていただいた経験があります。

今は自治会ごとにお練りを出すことが難しくなり、本部練りと当番自治会が1基ずつ出します。当番は以前は8年に1回、今は7年に1回廻って来まして、新通自治会が7年前に当番だったときに地踊りで参加させていただいたご縁で、今回も1年以上準備を掛けて頑張ってこられた姿を見てまいりました。廿日会祭キックオフイベントでは廿日会祭の実行組織である静岡市葵区駿河区自治会連合会の役員の皆さん、木遣り、お太鼓、お囃子を担当される方々が勢ぞろいし、息を合わせて実演披露されたんですよ。

(鈴木)それは壮観だったでしょうね。

(上川)婦人会の地踊りも花を添えていました。地踊りの練習には私も参加しています。

(鈴木)今年も踊られるんですか?

(上川)インフルエンザにでもかからない限り、踊らせていただきます!

(鈴木)それは楽しみです。新通自治会とはお付き合いが長いんですね?

(上川)2000年に初めて立候補したとき、新通に事務所を開設させていただき、本当に長年お世話になったんです。父も新通小学校の卒業生です。

(鈴木)自治会連合会というと、中心になるのは町の重鎮といいますか、やはり年配の方が多いんでしょうか?

(上川)若者は確かに少ないですね。静岡市は大学が多い町にもかかわらず、卒業すると静岡を出ていってしまう若者が多い。ここはかなり悩みの種であります。自治連では4年間の間に地元静岡のお祭りや伝統行事に参加し、地元の価値に触れていただこうと、学生や留学生の皆さんに積極的にお声かけをし、今年は多くの学生さんが参加してくださることになったんですよ。

(鈴木)それはよかったですね。留学生の皆さんにとっては、留学先の伝統行事に実際に参加したとなると、一生の思い出に残るんじゃないでしょうか。少なくとも、静岡浅間神社の廿日会祭は静岡市の中で最も大きな伝統行事だろうと思います。

(上川)やはりお祭りは観るよりも参加するものです。チャンスがあれば少しでも多くの学生さんに参加していただきたいですね。廿日会祭の場合は400年の歴史がありますし、毎年引き継がれていくというのは、400年前の人々とつながるということ。21世紀はインターネットの時代ですが、実際の体験やふれあいの中でしか感じられないことを、若い人も大切にしてほしいと思います。

(鈴木)同時に自分が今、こんな体験をしているということをSNSで世界中に同時発信できる面白い時代でもありますね。

(上川)一時、爆買いというキーワードに象徴されたように、訪日外国人数は年々増加しており、最近では東京、京都といった世界的な観光都市ばかりでなく、目の肥えたリピーターが地方の隠れた魅力に目を向け始めています。たとえば静岡浅間神社廿日会祭のような伝統行事に参加するツアーなども目玉になると思うのです。祭り体験の面白さを合わせて盛り込めば、魅力的なツアーになるでしょう。京都の葵祭や祇園祭は観光客が飛び入り参加できるような祭りではありませんが、参加型の祭りなら可能です。

(鈴木)陽子さんが観光客の皆さんと一緒に地踊りをされる姿を想像すると楽しくなります(笑)

(上川)地踊りでは婦人会の皆さんが80人ぐらい、華やかな衣装で参加されます。ぜひ楽しみに観ていただきたいと思います。 

♪ 

(鈴木)さて、ラジオシェイクでも何度かご紹介いただいた、静岡とメキシコとの国際交流。今年1月には田辺市長と静岡商工会議所の酒井会頭が徳川家康公の洋時計を持参してメキシコ訪問されました。陽子さんも縁結びとして活躍されましたね。

(上川)大変良いミッションだったそうで、提案した側としてもホッとしています。外務省はじめ関係団体も、国と地方都市との交流としては破格のお取り計らいをしてくださったようです。

駐日メキシコ大使には昨年、静岡の茶畑へお招きし、市長やサッカー関係者の皆さんにも紹介したことがありましたので、今回はその答礼に近い形で市の訪問団がメキシコへ伺い、家康公の洋時計の複製を寄贈しました。2月14日にはメキシコ大使館を訪問し、お礼と報告に行ってまいりました。

(鈴木)大使も喜んでくださったでしょう?

(上川)大使は静岡との関係に大変期待を寄せてくださっています。メキシコと日本との関係はさらに密になりますし、静岡商工会議所の会員では村上開明堂さんも現地へ進出しており、経済的な結びつきはますます太くなるでしょう。ワールドカップラグビーやオリンピックを控え、スポーツ交流も期待できます。

(鈴木)一般市民の感覚でいえば、メキシコの美味しい料理を静岡で味わうイベントや、静岡の伝統食を向こうで紹介する食文化交流なんていうのもぜひ、と思います。

(上川)いいですね。私が手掛けてきた分野でいえば医療機器。静岡県は製造出荷額で日本トップです。健康長寿国日本の先進医療機器を通じて交流していくのも大事だと思っています。法務大臣在任時に訪問した折、日本の医師免許を持つドクターがメキシコに何人かいらっしゃいました。日本の医療機器を使える人材も重要になってきますので、その点も大使にしっかり話してまいりました。

(鈴木)静岡はお茶の産地であり、健康長寿の地域であり、もともと家康公は薬草園を作るぐらい健康長寿に造詣の深い人物です。そんな静岡の地力も生かしていただきたいですね。

(上川)そのとおりです。世界における日本茶の需要というと、とりわけ抹茶の伸びが顕著です。輸出先トップはアメリカですが、予防医療や健康長寿というキーワードでみればラテンアメリカも非常に有望です。静岡の中山間地の茶産地にとって、抹茶生産は今後の大きなチャレンジですが、予算も確保できましたので、お茶そのものを海外に提供できるよう、品ぞろえに力を入れていただければと思います。

(鈴木)それにしても、日本の中でも地方と外国とがこのような太いパイプ作りをしているところってまれじゃないでしょうか?

(上川)オンリーワンの歴史的なつながりを国際交流の新たな絆として復活させていくというのはとても大事なことですし、大きなソフトパワーにつながります。いろいろな意味でWinWin関係に発展できればと願っています。

♪ 

(鈴木)さて、ラジオシェイクでも再三ご指摘いただいたワークライフバランス。働き方改革の一環として今、注目されているのが「プレミアム・フライデー」ですね。

(上川)経済産業省が推進し、先月24日の最終金曜日からスタートしました。この事業に静岡市が官民一体でいち早く取り組んでいただいています。かわいいロゴマークも作ってくれましたね。第2回の今月は3月31日。年度末最終日の一番慌ただしい日ですが、こういう日にプレミアム・フライデーが成功すれば、この先も大丈夫でしょう。

(鈴木)3月31日の夜は静岡の繁華街、お祭りの真っ只中ですが、仕事帰りのみなさんがせいせい飲んで楽しめるよう、飲食店関係の皆さんもよろしくお願いします(笑)。

(上川)さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、本当にありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

 

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