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ラジオシェイクradioshake

第130回 「卒業式の思い出、羽鳥地区の道路整備、親守詩静岡県大会」

(3月7日オンエア)

           

(上川)リスナーの皆さま、こんばんは。上川陽子です。

(鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。どうぞよろしくお願いいたします。3月の卒業シーズン、お子さんを持つご家庭では悲喜こもごも、といったところですね。

(上川)日本の卒業式は親御さんも参加して涙一杯、といった雰囲気ですね。今日は私が体験したアメリカの卒業式についてお話しましょう。

卒業は英語でgraduationですね。アメリカではgraduation commencement ともいいます。gradeは「等級」、commencement は「始まる」。つまりgraduation commencementとは等級を上げること、先に進むことを意味する言葉です。日本では卒業というと「終わる」というイメージですが、アメリカ人にとっては「新しいステージに上がる・始まる」という、嬉しくておめでたいことなのです。

真弓さんもご自分の卒業式のことを思い出されると思いますが、日本の学校では恩師への感謝を込めて「仰げば尊し」、恩師や級友との別れを惜しむ「蛍の光」を歌いますよね。今では生徒が歌いたい歌を自主的に選ぶなどずいぶん変わってきたようですが、全体的には卒業式ではこれまでの学生生活を振り返って名残惜しむ。新たなスタートは入学式で、という分け方をされます。

私はハーバード大学大学院に進み、卒業式ではガウンと角帽をかぶって参加しました。親も来てお祝いをしてくれたんですが、ガウンはさまざま色分けがされていて、大学院の卒業式では、その前に卒業した大学の学部の色のガウンを着るきまりになっていました。

(鈴木)ということは、陽子さんの場合は東京大学のガウンの色ですか?

(上川)そうなんです。ところが東京大学のガウンの色がアメリカにはなかったため、ハーバード大学の色で代用させてもらうことになったのです。紫がかったピンクの素敵な色でしたが、ガウンの色を見ればどこの大学の出身か一目瞭然なんですね。それくらい大学のアイデンティティーというものがはっきりしていました。

(鈴木)色がそんなに大事だとはピンと来ませんでした。

(上川)この先、大学院の卒業式の映像を見る機会がありましたら、ガウンの色に注目してみてください。アメリカの大学の卒業式では必ずと言っていいほど卒業生が記念講演をします。誰が講師を務めるかはメディアでも毎年話題になるんです。ビル・ゲイツのような大成功を収めたビジネスマンや才色兼備の俳優などが務めます。卒業後は何年かごとにre-union (同窓会)を頻繁に開きます。とにかく卒業した大学や学部ごとのネットワークが強く、一種のファミリー意識が形成されるんですね。日本の大学でも同窓会組織があり、さまざまな支援の力になっていますね。

(鈴木)陽子さんも東京大学やハーバード大学院時代の同窓生とのつながりを大事にされているんですね。

(上川)同窓会も民主的な組織で、会長副会長は選挙で選ばれますし、ちゃんと投票用紙も送られてきます。最近、私が卒業した頃の人が会長に選出されましたね。寄付なんかもすごいんですよ。卒業生が集める寄付金が大学経営を支えている部分もあります。

(鈴木)それこそ陽子さんのご学友ともなると、社会の第一線で活躍されている方々が多いんでしょうね。

(上川)ハーバードの場合はもともと各分野で活躍されていた人が集まっていましたから、卒業後さらに活躍の場を広げています。アメリカは民主党政権から共和党政権へと変わり、ワシントンでも大きな引っ越しが行われましたね。ハーバードは民主党支持者が多かったので、次のチャンスに向けてまとまっているという状況ではないでしょうか。

(鈴木)ところで今日は静岡の小学校のお話をうかがおうと思います。静岡県で一番生徒数の多いマンモス小学校が、実は静岡市の服織小学校なんですってね。

(上川)私も驚いたんです。静岡市内の様々な行事に参加し、人口減少や小学校の統廃合等の話はよく聞くんですが、服織小学校は今年、160人が入学し、全校児童数は1000人を超えています。羽鳥地区は急速に人口が増加している地域で、国道362号線の藁科街道、安西橋を超えて中藁科へと続く一本道は、今まで交通渋滞のメッカでしたが、都市計画道路の3工区まで指定を受けて安西橋から整備が進み、その先に服織小学校があります。まだ一部、道路渋滞があるため、3工区の整備を進める地元関係者が先月「1000名を超える小学校の通学路を一刻も早く整備したい」と陳情活動を行い、私も同行しました。

(鈴木)安西橋周辺は本当にきれいになりましたよね。全校生徒1000人の小学校があるということは、それだけ地区の人口が激増しているということですね。

(上川)若い世帯がどんどん増えていますね。私自身も2000年の初当選以降、この地区の道路問題について関心を寄せ、様々なご協力のもと第1工区・第2工区の整備が進められてきたわけですが、東日本大震災の発災以降、国交省関連の予算が被災地復興に投入され、他地域には我慢をしていただく状況が続きました。ここに来て落ち着いてきたということもあり、子どもたちの安全のためという整備事業の重要性を再度訴えてまいりました。一日も早く進めていただきたいと思っています。

(鈴木)整備が終わった後の地域がどんなふうに変わるのかワクワクしてきますね。

(上川)道路整備というのは街づくりに直結することです。両者を通じて地域の結束を強め、地方創生につなげ、同時に人口減少の中で地域の宝である子どもたちの安心安全を守る道でもあるということを理解していただきたいと思います。

♪ 

(鈴木)ところで先月、日本平ホテルで素敵なイベントがあったそうですね.

(上川)第4回親守詩静岡県大会というイベントです。親が守る詩と書いておやもりうた。ご存知ですか?

(鈴木)知りませんでした。すでに3回開催されていたんですね。

(上川)全国で活発に開かれている大会で、親子で5・7・5・7・7の短歌を合作するのです。子どもが上の句の5・7・5で感謝の気持ちを、親が下の句の7・7で親心を表現する親子のキャッチボール短歌なんです。孫とおじいちゃんおばあちゃん、生徒と先生のキャッチボールでもOKです。

(鈴木)素敵ですね!

(上川)これがいいんですよ。今年のコンクールは応募総数1万8,304作品。県知事賞は「しょうじをビリビリやぶく たのしいな やんちゃ娘 元気一番」。3歳のお子さんと親御さんの合作です。ご家庭のほのぼのとした様子が本当によくわかりますね。

(鈴木)3歳のお子さんだから障子を破いても怒られないんですよね(笑)。

(上川)県知事賞を受賞されたこの句は3歳のお子さんの成長に寄り添うものですね。他にも、お子さんの年齢に応じた成長を見守る親御さんの想いがこもった句がたくさんあり、私も自分の子育て経験を思い出し、どの句もなるほどなるほどと共感できました。毎年毎年、親子の間で言葉のキャッチボールをし続ける。これがこのイベントの素晴らしさだと思います。

(鈴木)障子をびりびり破いたお嬢ちゃんも、できれば毎年、短歌を作ってほしいですね。

(上川)親守詩大会は2004年に愛媛県松山市で始まったのです。親学推進協会の高橋史朗理事長が「子守唄は親から子へだが、その逆に親への報恩感謝の思いを表現する試みもあってもよいのではないか」と提唱し、松山青年会議所が市内の小中学校、一般から募集し、2006年に「親守詩を詩(うた)おう!詩(うた)って出来る親孝行」という小冊子にまとめたんですね。これを香川県が継承し、さらに全国へと広がって、東日本大震災のときは六本木ヒルズアリーナで表彰式を行い、首都圏に避難している方々を招待して被災地とテレビ中継で結びました。

その後、子どもが詠んだ句に対して親が詩を返すタイプの親守詩を考案され、保育所、幼稚園、一般にも広がり、埼玉県、兵庫県、山口県、長野県、大阪府で大会が開かれました。静岡県でも2013年から始まり、今年4回目になります。

(鈴木)親と子が一緒に一つの詩を作るという作業は、言葉づかいの訓練にもなりますし、他人が見ても子育て経験のある人ならば、どの句もグッとくるんじゃないでしょうか。

(上川)愛媛県松山市は夏目漱石の『坊ちゃん』の舞台で知られ、正岡子規の故郷でもあり、句碑がたくさんあります。以前視察に行かせていただいたときは、市内の句碑を散策するツアーもありました。地域の持つ資源からこういうアイディアが生まれるものですね。静岡市ならば駿府九十六ケ町の町名を入れて句を詠むコンテスト、なんてどうでしょう。

(鈴木)いいですね。静岡は今川の影響で連歌の文化を持つ町でもあります。

(上川)駿府の町を歩いて歌を詠むウォーキングツアーなんてどうでしょう。健康づくりにもなりますし、城下町にふさわしいスタイルでしょう。

(鈴木)私もコピーライターのはしくれとして勉強させていただきたいと思います。

♪ 

(鈴木)おやもりうた、心洗われる思いがしましたが、私は毎年発表されるサラリーマン川柳も好きなんです。2016年度応募作品で親子を謳ったほのぼの川柳では、

「パパすきよ 娘にもらった金メダル」

「軽くなる 母の背中がいとおしい」

笑える川柳では、

「職場でも 家でも俺は ペコ太郎」

「遺伝子を コピーしていた通信簿」

「けんかした 家にもほしい地下空間」

・・・昨年のニュースをうまく取り入れていますね(笑)

(上川)時代がよくわかりますね。面白いです。私も最後に一句、といきたいところですが、歌詠みの才能を持ち合わせておりませんので、このへんでお開きとさせていただきます(笑)。

最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、本当にありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

 

 

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