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ラジオシェイクradioshake

第102回 「2016年のスタート、申年の出来事を振り返って」

<2016年1月5日オンエア>  

(上川)リスナーの皆さま、新年あけましておめでとうございます。上川陽子です。

(鈴木)あけましておめでとうございます。コピーライターの鈴木真弓です。

(上川)平成28年、2016年の最初の放送です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(鈴木)今年は元日が金曜日ということで、3ケ日が終わったら4日月曜日、すぐに仕事始めですね。なんだか慌しい年明けです。陽子さんはいつものとおりの年始行事に参加されたんですか?

(上川)4日の14時に国会本会議がスタートしました。年末年始はまったくフリーの立場で比較的穏やかに過ごすことが出来ました。昨年は元日に宮中行事があり、引き締まった気持ちでスタートしましたが、今年は昨日4日から国会議員としての本番スタートです。短い正月休みでしたが国会活動中は皆さんのご期待に沿えるよう精一杯頑張らせていただきたいと思います。

 

(鈴木)さて、ラジオシェイクでもいつもどおり、年明け恒例の干支の12年を遡ってみたいと思います。今年は申年。申という字は「樹木の果実が熟して固まっていく」という意味があるそうです。申年の人の性格は頭の回転が速く、ポジティブで、明るく人なつっこい反面、猿知恵が働くというようにちょっとずる賢い面もあるとか。典型的な申年生まれが、豊臣秀吉だそうですよ。

(上川)なるほど。戦国時代はいろいろな英雄が輩出された大きな時代の転換点でした。平和の時代を切り拓いた家康公を抱くわが静岡としては、秀吉の時代、その前の信長の時代があり、3人のリーダーは干支が違うんですよね。

(鈴木)織田信長は午年、秀吉は申年、家康公は寅年だそうです。

(上川)ちなみに私は巳年であります。干支で喩えてみるってなかなか面白いですね。日本文化の源流に干支があり、子どもが生まれた年がどんな干支かというのはお正月のたびに話題になります。秀吉は大河ドラマでもずいぶん演じられますよね。今年の大河ドラマ「真田丸」でも戦国時代が舞台ですから秀吉が登場するそうです。楽しみですね。

(鈴木)今年は戦後2度目の「丙申(ひのえさる)」にあたります。前回の丙申は1956年。この年の経済白書は「もはや戦後ではない」と記されました。高度経済成長に突き進む頃だったんですね。

(上川)今振り返ってみますと56年の丙申に「戦後ではない」というメッセージを発したということは、戦後直後の困難の時代をいかに強力に踏み越えて来たかという意思の表れでもあります。私は1953年の生まれですが、自分が育った環境を振り返ると今とは全く違います。私は横内小学校の出身で、小学校周辺の風景を思い出すと舗装した道はなく、泉が湧いていたり肥溜めがあった時代でした。それを思うと政治の力のすさまじい結集を感じます。

(鈴木)先ほど戦国時代の話がありましたが、徳川家康公は、秀吉が朝鮮へ出兵して戦争を起こした後の戦後処理をわずか9年で成し遂げ、日本と朝鮮半島の平和と友好を築きました。大きな変革期に社会を復興させる日本人のエネルギーというのは、20世紀の終戦後にも通じるものがあると実感します。

(上川)日本の強さ・魅力といってもいいかもしれませんね。3・11の後の東北の復興の姿は国際的にも大きく注目され、支援の手が差し伸べられました。そもそも日本は戦後、敗戦国としてスタートし、アメリカはじめ国際社会から多くの支援によって復興を成し得たのです。新幹線が整備できたのも世界銀行からの長期援助がありました。昨年は戦後70年という年でしたが、時代を振り返り、過去を学ぶ姿勢は、節目の年には必ず必要だと思います。

(鈴木)さて前回の申年、2004年を振り返ってみますと、新潟県で死者68名も出した中越沖地震がありました。

(上川)68名でしたか。阪神淡路や東日本大震災に比べると被害者数こそ少ない数字ですが、地震が起こった場所や、津波や火災を含まない地震のみの被害、と言う点では重い数ですね。あのときやはり地震を体験した方はトラウマを抱えていらっしゃるということです。子どもたちも体がそれを覚えていて尾を引くと指摘されていました。

(鈴木)昨年9月にも鬼怒川が決壊した関東東北豪雨がありました。自然災害は日本が持つ宿命のような気がしますね。

(上川)昨年末には静岡から巴川総合対策治水事業の陳情要請に来られました。静岡では七夕豪雨で27名の命が失われたんですね。これをきっかけに国が巴川の総合対策治水事業を国家事業として始め、47年経ちましたが、まだ完成していません。大谷川放水路は完成しましたが、麻機地域は工区を分けながら整備をし、豪雨時には水がめになるようにと1千億強の投資がすでになされています。多くの地主の皆さんから大事に守っていた私有地を供出していただきました。

(鈴木)2004年には陸上自衛隊がイラクへ派遣されました。また小泉首相が北朝鮮を電撃訪問されました。日本の安全保障にとって大きな節目の年でした。

(上川)そうでしたね。イラク派遣を決めた法改正。小泉首相の「非戦闘地域でしか活動しません」の宣言のもと、サマワに宿営地を作り、2009年まで自衛隊がイラク再建に尽力されました。

(鈴木)さらに12年前の1992年。大店法、暴力団対策法、PKO法案が可決されるなど、国会では大きな法律改正がなされましたね。

(上川)とくに大店法については静岡の商店街の皆さんが大きな反対運動をし、全国の中では大型店の出店が遅れるなどシンボリックな時期でした。静岡市はコンパクトシティを目指し、中心市街地の商店街が頑張って大店法の大きな波をギリギリまで阻止してきたのです。それがなければ街の中心の賑わいが壊れていたでしょう。壊れたものを復活させるのは大変難しいことです。鹿児島市もそういう傾向があり、国土交通省の中では静岡と鹿児島はコンパクトシティとして高い評価を受けているんですよ。

(鈴木)そうだったんですか。

(上川)私は健康長寿の国づくりということで、人が歩いたり自転車で移動できるコンパクトシティの良さをアピールしようと今度の予算にも盛り込んでいるんです。日頃からできるだけ歩いていただき、自分で自分の健康を守る。そういう努力をされる方にはゴールドカードを発行し何かメリットを与えましょう等ということを、地方創生の枠組みでさまざまな自治体が試みているのです。静岡はいろんな工夫ができる面白い地域になると思います。

(鈴木)暴対法についても静岡市は大きな功績を果たしたんですよね。

(上川)そうですね。改正された暴対法には組員が口止め料を要求するといった禁止行為が27項目あります。市民生活を守るための法律ですね。静岡市でも本通や一番町から三番町あたりの町内会の皆さんが本当に力を尽くされ、市民運動として全国でも高く評価され、表彰もされました。

安心安全の町は自分たちの力で自助共助の精神で築いていく―この意識が日本の強みだと思います。交通安全運動や火災予防運動、防災訓練など地域を挙げての取り組みも静岡市は大変活発で、全国的にもモデルになっています。東京では地域の自治会活動に参加している住民は5割を切っています。そういうところでいくら旗を振っても誰もついてきてくれません。だからといって一人ひとりがいざというとき自分の身を守れるかと言えば必ずしもそうではない。やはり地域の自治会組織の日頃の活動によって顔がつながることが、安心安全の土台になっているのです。

(鈴木)そういうコミュニティのベースになったのは、徳川家康公の駿府の町づくりではないかと思うんですが。

(上川)昨年の家康公400年顕彰事業でも触れられましたが、たとえば家康公の治水事業、水を管理するということは政治にとって最も大きな施策でした。上下水道の整備もそうですね。家康公の都市デザイン、インフラ整備のパワーたるや、ものすごいものがありました。その前の今川時代の良さを受け継ぎ、グランドデザインを発展させた。これは素晴らしい財産だと思います。

昨年暮れの12月15日、とても嬉しいイベントがありました。家康公400年顕彰事業で常葉大学の皆さんが家康公にちなんだ絵本を作ったんですが、実際の制作は静岡刑務所の受刑者の皆さんにお願いし、完成した絵本が学生さんから刑務所へ贈呈されたんです。

絵本の中では家康公が食事のこだわりがあり、安東と久能に薬草園を作らせていたというエピソードも紹介されています。薬草園ではお茶をはじめ機能性効果のある薬草をたくさん育てていたそうです。家康公は当時から健康長寿社会の大切さを意識され、人々が健康で豊かであってこそ地域が発展するというグランドデザインもお持ちだったのです。海外からの知見も十分に取り入れ、駿府城に居ながらにしてさまざまな外交視察団も招いておられました。静岡は当時の最先端の国際都市であり、国内外からもたらされた情報が駿府の町づくりのベースにもなったのです。

今の私たちはその恩恵をただ享受するだけでなく、さらに400年先に向けてどう生かすか、家康公の時代と真剣に勝負し、競争しなければらないと思うんです。過去との競争って難しいと思いますが、やりがいがあると思いませんか?

(鈴木)そうですね、我々も今の時代にこういう仕事をさせていただいている意味をかみしめ、地域のことをしっかり考え、伝えていかなければなりませんね。

物事が大きく動くといわれる申年、陽子さんは陽子さんらしく地に着いた活動を期待しております。

(上川)ありがとうございます。さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、本当にありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

法務大臣 活動記録 2017.8.3~、2014.10.21~2015.10.7 総務副大臣 活動実績!

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