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ラジオシェイクradioshake

第53回 「放送コンテンツの価値」

 <かみかわ陽子ラジオシェイク 12月17日オンエア>  

(上川)リスナーのみなさん、こんばんは。上川陽子です。

(鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。よろしくお願いいたします。早いもので、今年最後の放送となりました。年女の陽子さん、今年は本当にいろいろなことがありましたね。振り返ってどんな一年でしたか?

(上川)2013年12月の選挙で4期目の議席を回復し、年明けから国会が始まり、9月末思いがけなく総務副大臣を拝命し、政府の中に入りました。総務省というのは幅広い領域を所掌し、地方自治という皆さんの生活に密着した仕事にも関わることになりました。何事もそうですが、傍観しているだけでは結果は出ません。改革をする、行動するという強い思いを共有しながら、チームとしてやっていこうと、成果が出たときはチーム全員で達成感を共有しようと努力する毎日でした。

(鈴木)ところで今年の流行語といえば、あまちゃんの「じぇじぇじぇ」とか、半沢直樹の「倍返しだ!」なんてテレビドラマのユニークな台詞が印象的です。陽子さんは実際に使われたことは・・・。

(上川)ありますよ、今年一年は本当に「じぇじぇじぇ」な体験の連続でしたが、極めつけは、ホンモノの「じぇじぇじぇ」に会ったことですね。私は朝ドラが大好きで、あまちゃんもずっと観ていました。最初に「じぇじぇじぇ」が出てきたときは違和感があったのですが、いつの間にか自分も使っていました(笑)。そのホンモノのあまちゃんにお会いできたんです。

(鈴木)観ました、テレビのニュースで! 10月でしたか、東京ドラマアウォード2013の表彰式でしたね。NHK朝の連続テレビ小説あまちゃんが、今年の連続ドラマグランプリに選ばれ、主役の能年玲奈さんにトロフィーをお渡ししていましたね。ホンモノのあまちゃん、どうでしたか?

あまちゃん(上川)画面から飛び出してきたような、愛らしい、透明感のあるお嬢さんでした。トロフィーを渡すというよりも、ハグしたくなるような感じでした(笑)。彼女の素顔そのものが、画面にあまちゃんとして表現されていたんだなあと思いましたね。

 (鈴木)朝ドラが大好きだという陽子さんから見て「あまちゃん」の面白さとは?

(上川)東日本大震災で傷ついた海辺のまちを、若い世代が母親や祖母のDNAを受け継いでたくましく復興させていく、被災地域のみならず日本全体に明るさと元気を与えてくれたと思います。そのことが表彰にもつながったのだと思います。

(鈴木)「あまちゃん」は、観られないときは録画予約までして、欠かさず観ていました。地方の魅力や母と娘の絆、といったテーマは過去の朝ドラでも取り上げられていましたが、これに、アイドルの歴史と東日本大震災をからませる高度な脚本で、無名のヒロインがベテラン俳優やホンモノのアイドルに支えられ、一躍スターになった、本当にドラマらしいドラマだと思いました。そういればドラマアウォードでは脚本家の宮藤官九郎さんにもトロフィーを渡されていましたよね。

(上川)そうですね。宮藤さんにもお渡ししましたし、助演女優賞の小泉今日子さんにもお渡ししたんですよ。主演男優賞は「最高の離婚」の瑛太さん、助演男優賞は同じく綾野剛さん。このお二人にもお渡ししました。なんだか芸能界という世界をちょっと覗き見た気分でした(笑)。

(鈴木)ああいう晴れやかな舞台で陽子さんが中心に立っている姿が新鮮で誇らしく思えました(笑)。ところで朝ドラファンの陽子さんにとって、一番の作品というと・・・?

(上川)なんといっても「おしん」ですね。海外でも評価されています。おしんの嫁ぎ先として九州の佐賀が登場します。ご存知の通り佐賀は先人が苦労して湿地を開拓した干拓地で、おしんはそこで自立していくわけです。以前、佐賀県に応援にうかがったとき、厳しい環境に生まれ育つ人々が苦労をバネに新しい芽を育てるという力をすごく感じました。おしんというドラマもまさにそうでした。環境が厳しければ厳しいほど、そこには新たな飛躍が生まれるチャンスがある。「おしん」も「あまちゃん」もそういうドラマだと実感します。

(鈴木)その意味ではコンテンツの力も大きいですね。

 ♪ 

(鈴木)ところで、東京ドラマアウォードは、NHKと民放各社で構成された国際ドラマフェスティバルIN東京実行委員会という組織が、海外に売れるコンテンツを表彰しようと制定したものだそうですね。

(上川)2008年にスタートしました。放送番組の海外発信を見据え、これまで着目されていた“芸術性”や“良質な番組”といった評価基準とは異なる “市場性”“商業性”を重視したアウォードとして創設し、日本人として“海外にみせたい” と思う魅力あるドラマ作品を表彰しています。

(鈴木)「おしん」がその対象になっていたら、まさにピッタリの作品でしたね。2008年頃というと、韓流ドラマが大変なブームになっていました。

(上川)韓国や中国のドラマ作品は、日本やアジア各国で盛んに放送され、多くの視聴者の関心を集めています。最近でも「トンイ」「イサン」といった韓国の歴史ドラマが人気ですが、このドラマの監督さんが来日し、国際賞を受賞されたんですよ。

(鈴木)韓流ドラマブームは韓国が国策として力を入れたとうかがっていますが。

(上川)そうですね。ドラマというのは、その国の文化や生活風習も紹介されます。韓国は日本の文化が入ってくるのをシャットアウトしていた時期がありました。コンテンツについても時代時代で規制がありましたが、インターネットがこれだけ普及し、世界のあらゆる情報がネットを通して見られる時代になって、各国が互いの文化を尊重し、積極的に紹介していくという流れに変わってきました。東京ドラマアウォードの創設もこの流れの一環にあります。

(鈴木)私がこの賞のことを知ったのは、お気に入りのドラマ「JIN」が受賞したときでした。現代のドクターが幕末にタイムスリップして坂本竜馬と親友になるという奇想天外なドラマです。コンテストで賞を取るのは、シリアスなヒューマンドラマだと思っていたので、JINのような娯楽作品が受賞して、あれっと思いました。日本でヒットしたものをそのまま海外に持っていこうという流れになったのかなと。

(上川)実行委員会では、表彰制度だけでなく、日本の放送コンテンツを海外の一般視聴者へ発信していくための新たな海外展開として、アジアの特定国にターゲットを絞ったプロモーション展開「J Series Festival」を実施しています。今年3月、その第一弾としてタイで大規模なプロモーション・イベントを開催し、日本ドラマの集中的放送、スポットCMの放送を行いました。海外で「日本ブーム」を誘発させようという戦略的なプロモーション展開です。

(鈴木)韓流ブームに負けていられませんものね。

(上川)総務省に入って知ってビックリしたのですが、海外では番組見本市のような国際展示会があるんですね。日本も2009年からの4年間で、世界14ヵ所の見本市に出展・参加しています。 国際ドラマフェスティバルの認知度アップのためのPR活動とともに、 「東京ドラマアウォード」受賞作品や、数多くの日本のドラマ作品の映像を上映し、世界各国のバイヤー等に日本コンテンツの魅力を訴えています。私もいずれ「あまちゃん」を連れて海外に売り込みに行きたいと思っています(笑)。

(鈴木)コンテンツビジネスは、外交問題の障壁とは別次元で動くんですね。

(上川)プロの外交官以上に力を発揮するのではないかと思っています。東京ドラマアウォードの後、NHKが教育番組を対象に表彰する「日本賞」の受賞式にも参列したんですね。各国の優れた教育コンテンツのさわりを見ただけですが、さわりだけでも非常に感動させられました。教育番組というのは作り手の視点や思想がビンビンと伝わってくるんですね。言葉を介せずともよく理解できます。

(鈴木)陽子さんが総務省のお仕事をきっかけに、映画やドラマをもっとたくさんご覧になって、コンテンツ談議ができるようになったらいいなあと思います。

♪ 

(鈴木)今日は陽子さんとテレビドラマの話ができて、女子会トークみたいで楽しかったです。それにしても、放送事業を取り巻く環境は激変していますね。

(上川)放送事業も総務省の管轄ですから、猛勉強し、最近ようやく、テレビ業界のさまざまなしくみやしがらみや、もっとここを改善したい、もっと大きく発展させたいということが見えてきました。デジタル化の進展によって放送法の改正もまったなしの状況です。グローバルな課題から地域のたとえば災害情報をコミュニティで共有するといった課題も含まれます。

(鈴木)FM-Hiも地域の中の重要なコミュニティ放送ですよね。

(上川)自分自身、こうして番組を持つことで、情報を集め、編集して送るという作業の価値を当事者目線で考えていきたい、と思っています。リスナーの皆さん、どしどし感想をお聞かせくださいね。

(鈴木)来年はどんな年にしたいですか?

(上川)皆さんと一緒に考えながら行動するという姿勢を守りながら、いいところを伸ばしていく。と同時に、社会の流れから外れ、足踏みしている方々にも寄り添っていきたいと思っています。

(鈴木)期待しております。来年もよろしくお願いします。

(上川)よろしくお願いします。

さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、ありがとうございました。それでは来年まで、ごきげんよう。

 

法務大臣 活動記録 2017.8.3~、2014.10.21~2015.10.7 総務副大臣 活動実績!

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