2月26日、東京・新宿住友ビル48階にある「平和祈念展示資料館」を視察しました。本資料館は国が平成12年に設立し、総務省が民間に運営をお願いしています。日本が太平洋戦争に突入する以前の国内・外の政治・経済状況から始まり、アジア・太平洋全域における戦線拡大の様子、「赤紙」による召集から軍隊生活、さらには終戦後の引き揚げやシベリア抑留などに至るまで、その過酷な実態等が様々な実物資料、グラフィック、映像、ジオラマなどでわかりやすく展示されていました。私が本年1月に訪問したウズベキスタンでの、シベリア抑留者によるナヴォイ劇場建設の記録もあり、当時を懸命に生きた日本人一人ひとりの貴重な記憶や記録を次の世代につないでいく責任を強く感じました。
※平和祈念展示資料館オフィシャルサイト
http://www.heiwakinen.jp/
※ウズベキスタン訪問については以下のページをご覧ください。
http://www.kamikawayoko.net/archives/1761