新年明けましておめでとうございます。
皆様、穏やかな新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
昨年、台風15号の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 引き続き官民挙げて危機管理システムの構築に力を尽くしてまいります。
さて、昨年2月24日、ロシアのウクライナ侵略により国際社会に激震が走りました。これに対し世界は結束してロシアへの経済制裁やウクライナへの支援を強めていますが、戦争の長期化で原油をはじめエネルギー価格や食料価格が高騰しています。加えて、地球規模の気候変動による自然災害や長引く新型コロナの蔓延などもあり、私たちを取り巻く状況は一段と厳しさが増しています。
そうした中、昨年末、私は電力設備が破壊され寒さに苦しんでいるウクライナの人々に発電機を送る『越冬支援イニシアティブJAPAN』を立ち上げ、超党派の国会議員161人から募金を募り、大型の発電機をウクライナに送り届けました。
また国会活動の面では、昨年春の通常国会冒頭での予算委員会および秋の臨時国会冒頭の本会議において自民党を代表し、岸田総理に対して内外諸問題に関する基本姿勢について質問しました。
その中で、日本が2040年頃に直面するであろう「真の危機」に立ち向かうためには、「過去の踏襲」ではなく、「危機克服のための革新」に向け、今こそ大きく舵を切らなければならないことを強く訴えました。
その間、昨年の国会では、困難な状況に置かれたまま孤立化し、ひとり孤独に耐えている女性たちの問題にも取り組みました。その結果、与野党連携の議員立法で二つの法律を成立させることができたことは大きな成果でした。
現在私は、政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の海洋版である「駿河湾スマート・オーシャン構想」を提言し、その実現をめざす議員連盟の会長として鋭意取り組んでいます。このほか、15を超える議員連盟でも会長として具体的政策提言を行なっていますので、ぜひ私のツイッターをご覧ください。
私はこれからも地域に活動の軸足を置きつつ、広く世界の中の日本の立ち位置を見極めながら、初心の志を貫き、新時代を切り拓いていく所存です。
今年も変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2023年が皆様にとって心豊かな一年となりますようお祈り致します。
衆議院議員 上川陽子