新年明けましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、穏やかな新春を迎えられましたことと心からお慶び申し上げます。
公益社団法人日本茶業中央会会長・公益社団法人静岡県茶業会議所会頭 上川 陽子です。
さて、昨年を振り返りますと、天皇皇后両陛下の御即位を、国民誰もがお祝い申し上げ、喜びのうちに令和の新時代が始まりました。
一方、茶業の動きをみますと、国内需要と価格の低迷が続く等、取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
他方、海外では健康志向の高まりやメイドインジャパンへの信頼等により、日本茶市場は着実に広がりを見せています。
さらに茶の機能性等の研究が進み、国内外において、緑茶は食品としてだけでなく、健康や医療、美容等多様な分野へと広がりを期待されています。
今こそ、茶業の新たな可能性を見逃すことなく、自ら扉を開き外の世界に一歩進み出ることが必要です。
今夏、いよいよ東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。
茶業にとって、日本茶を魅力ある「おもてなし」ブランドとして本格軌道にのせる絶好のチャンスでもあります。
来日される多くのお客様には、日本茶の魅力を思う存分体感していただき、帰国後も日本茶ファンとなっていただけるよう、茶業界として“ONE TEAM”精神で取り組んで参る所存です。
ここに改めて、皆さまにご協力をお願いし、新時代令和の年頭にあたり、
皆さま方のご健勝とご活躍を心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
公益社団法人日本茶業中央会 会長
公益社団法人静岡県茶業会議所 会頭
衆議院議員 上川陽子