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第123回  「WIP日本アンバサダーに就任して。自民党憲法改正推進本部の活動」

 

<2016年11月15日オンエア>

 (上川)リスナーの皆さま、こんばんは。上川陽子です。

(鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。どうぞよろしくお願いいたします。今日は東京での活動について伺いたいと思います。

(上川)大きなトピックスとして、先月、先月、WIP( Women in Parliaments) という国際組織の日本アンバサダー(大使)に就任したことですね。この組織はそれぞれの国の議会における女性の活躍を推進するために発足された国際組織で、私が日本の大使になったきっかけはアイスランドの国会議員が訪日された際、団長を務めておられたハンナ氏が私を推薦してくださったのです。

(鈴木)以前うかがったことがありますが、アイスランドの女性の政治参加は世界でも有数だそうですね。

(上川)政治の分野のみならず、世界経済フォーラムによる社会の男女差を示すGGI(ジェンダーギャップ指数)において、6年連続1位というすばらしい成果をあげています。そこで今年3月、アイスランド国会議員団をお迎えして政策大学院大学でワークショップ「女性活躍について」を開催し、アイルランド国会に2013年当選し、現在、国会外務委員長でレイキャビック市長も務められたハンナ・クリスチャンスドッテイルさんにお話を伺ったのです。これがご縁でWIPに参加することになりました。

今回、WIP創設者で元EU副議長のシルバナ・コッホメーリン氏の来日にあたり、急きょ、党本部において「議会における女性の参画拡大に向けたワークショップ」を企画し、国会議員、各国大使館より多くの方にご出席いただいたんです。すごくいいワークショップでした。

(鈴木)どんなお話をされたんですか?

(上川)日本では昨年8月、女性活躍推進法が成立しました。この法律は特に企業や政党など一定の組織において女性の登用を、数値目標を掲げて進めようというものです。300人以上の企業の場合は数値目標を労働局に登録していただくんですが、政党は努力目標にとどまっているんです。自民党でも地方議会を含めて女性比率が低いため、なんとか女性の目線を政治に活かす運動をと考え、意見交換しました。

現状、国会の場合、女性議員の比率は1割程度です。IPU(列国議会会議)では191カ国中、156位なんです。世界の国々では女性議員が急速に増えており、たとえばウガンダは半数以上が女性になりました。クォーター制を導入した成果ですね。こういった動きを追い風に、日本でも着実に丁寧にやっていきたい、というお話をしました。シルバナさんからも各国ともそれぞれ苦労をしながらやってきているというお話がありました。

(鈴木)陽子さんはWIP日本アンバサダーとして、今後どういう活動をされていくんですか?

(上川)今回、各国の大使館にも参加していただきました。各国の議員が日本に来られるときは必ず女性議員も参加されますので、大使館を介して各国の女性議員と交流をしていきたいと考えています。国際会議は毎年1回ありますので、日本の議員の参加をうながし、応援していきます。とにかく現場に行き、各国の女性議員と交流するのがものすごく刺激になり、力になるのです。女性の候補者を育てるには経済的な問題、家族の応援、社会の中でのハードルについての環境整備が必要ですから。

(鈴木)それぞれのお国柄といいますか、事情は違うと思いますが、女性がガラスの天井を突破できる共通の知恵のようなものがあるのでは?

(上川)そうですね。今、アメリカで大統領選挙が開催されていますし、イギリスやドイツのリーダーは女性です。アフリカでも女性が国会議長として活躍している国がありますし、全世界でみるとトップで頑張っている国が増えています。そのようなロールモデルから勇気をもらったり実現への道筋について知恵をいただけるので、視野を広げ、学び合うというのが大事だなと思い、日本アンバサダーをお引き受けしました。

(鈴木)議員同士の個人的なつながりも大事ですね。

(上川)今回すごく感じるんですが、アイスランドのハンナさんに出合ったのは、3年前、北極圏に関する議連を作ったことなんです。北極圏の議連を介してハンナさんを知り、ハンナさんからシルバナさんを紹介していただき、WIPという組織に参加することが出来ました。もちろん私自身がこれまで党の女性局長や男女参画担当大臣を経験し、今も女性活躍推進本部長を務めている背景もあると思いますが、こうしてみるとすべてが必要必然だったんだなと。どんな仕事もおろそかにせず、与えられたポジションを精一杯努めてきたことが開花し、その種を次の世代に託し、種を育ててもらうことにつながったのだと実感します。

考えてみると、自分も議員当選前、女性で頑張っておられた相馬雪香先生や三木睦子氏とお会いし、励まされ、議員になれました。前の世代の方が種まきをしてくださったおかげなんですね。今度は自分に、種まきをする役割が回ってきたと思います。若いリスナーの方も、議会人になっていただきたい、手を上げていただきたいと切に思います。

(鈴木)さて後半は自民党の憲法改正推進本部の活動について伺いましょう。まずは推進本部長が交代されたそうですね。

(上川)9月の総務会で、森英介本部長の後任に憲法審査会の会長・保岡興治先生の就任が決まりました。保岡先生は鹿児島1区選出で当選13回。法務大臣などを歴任。憲法改正推進本部では顧問を務めておられる方です。

(鈴木)本部長が交代しても方針は変わらないんですよね。

(上川)憲法改正推進本部は政局を離れて静かな環境で議論をし、仮に改正というところまで議論が深まれば3分の2の賛成で発議をし、最終的には国民投票をしていただくのです。森本部長のもとで国民合意を形成する環境づくりに力を入れてきましたので、このところは変わらないと思います。

(鈴木)政局から離れて静かに議論するって大事ですね。

(上川)自民党では結党以来、ずっと憲法改正の議論をしてきた歴史があります。議員自らよく勉強をし、過去、どのような社会情勢の中で議論してきたか、理解したうえで動かなければならないということで、私は現行憲法そのものをよく勉強し、今の時代に合っているのか、そうでなければどのように改正していくか、何度も何度も議論しなければ国民に向けて語れないと思っています。

10月18日には新体制で初めての総会を開きました。ここでも保岡本部長が今後の方針について「政局から離れて静かに議論をする条件・環境をつくって議論する憲法調査会以来のよき伝統が憲法改正国民投票法の制定などの成果につながった。このことを大切に進めていくことが必要だ」とおっしゃいました。

(鈴木)陽子さんは引き続き事務局長ということですが、具体的にはどんなことをされているんですか?

(上川)まず私自身、事務局長に就任してから、過去60年どんな議論をしてきたか半年かけて勉強しました。と同時に、自民党が作った一条一条の改正草案が現行憲法と比較してどうかも勉強し、憲法調査会、憲法審査会での議論も確認しました。

10月18日には60数年の自民党における憲法改正議論についての経過報告を詳細にさせていただきました。憲法とは何かを絶えず考えなければこの議論は進みませんし、他国ではたとえば環境権のような新しい人権を盛り込んで改正した国もありますし、改正したことで問題を抱えることになった国もあります。そういうものを勉強しながら、日本の将来のあるべき姿にふさわしい憲法を、必要なら改正していく。そんな姿勢が大事です。

公文書担当大臣のときは、時を貫く―つまり過去から未来を見据えて法治国家の骨になる憲法を見つめ、法務大臣の時には法治国家としての日本の良さを確かめ、アジア各国の法整備支援等も進めてきましたので、それらをひっくるめて、憲法が置かれた社会状況をしっかり位置づけ、評価し、未来を考える。そういった、全体を見る力がなければ事務局長は務まらないとひしひし感じます。本当に責任の重い、想像以上に大きな仕事であると日々噛み締めているところです。

(鈴木)憲法改正推進本部の活動はこの先も折々、報道されるでしょう。その陰で陽子さんが奮闘されている姿を想像しながら、しかと報道を受け止めたいと思います。

♪ 

(鈴木)先ほど北極圏の議連のお話が少しでましたが、今年9月に北極圏に視察に行かれたことを、海外の論文にまとめられたそうですね。

(上川)国際広報ですね。日本が地球温暖化に関わる調査研究に長年尽力してきたことを、国際的にもきちんと知らせる広報活動が大事だと思い、アメリカのScience Diplomacy(科学外交)という雑誌に発表しました。日本の活動は英語や外国語できちんと発表し、知っていただく努力が大事なんですね。HPでも読めますので、ぜひご覧になってみてください。

さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、本当にありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

法務大臣 活動記録 2017.8.3~、2014.10.21~2015.10.7 総務副大臣 活動実績!

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