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ラジオシェイクradioshake

第70回 「総務省の意識改革、静岡の輝く女性」

<2014年9月2日オンエア>

 (上川)リスナーのみなさん、こんばんは。上川陽子です。

 (鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。どうぞよろしくお願いいたします。あっという間に8月も終わりました。今年の夏は天候が不安定でしたが陽子さんはいつもどおり、夏祭りや盆踊りを楽しめましたか?

 (上川)大好きな夏祭り。今年は副大臣の在京当番のため、参加できたお祭りは昨年に比べて半分ぐらいでしたでしょうか。これから敬老の日関連の行事がありますので、できるだけ参加させていただこうと思っています。

 (鈴木)さて、今日は女性活躍についてのお話から。明日予定されている安倍内閣の改造で女性閣僚が何人入閣するかが話題になっていますね。陽子さんはこれまで自民党の女性局長や内閣府男女共同参画担当大臣等を歴任され、この問題のエキスパートでもいらっしゃいますが。

 (上川)安倍内閣が「女性が輝く」ために本気でこの問題に取り組む姿勢を示す意味で、総務省でも職員の意識改革に取り組んでいます。副大臣として勉強会を立ち上げまして、女性職員と積極的に懇談し、男性職員や民間の方々にも副大臣室に来ていただいています。省内に「家庭子育て推進」のためのワーキンググループを作り、官房長にトップになっていただきました。8月の冒頭の副大臣会議で報告し、副大臣記者会見でも発表したのは「クオリティ・オブ・ライフ、クオリティ・オブ・ワーク」です。ワークよりライフのほうが先なんですね。

 霞ヶ関は、たとえば国会対応や予算審議、法案審議の時期など、独特の仕事のピーク時があります。慢性的に労働時間が長く、しかも通勤時間の長い職員が多い。生活の時間がなかなかとれないのです。そこで、「生活が充実してなければ仕事のクオリティも上がらない」という発想に繰り替えてもらい、“今、自分の職場に女性が3割以上いる”というイメージを持っていただくことにしました。長時間労働が慣行になっていた職場で、女性が3割いたとしたら、根底から変えなければなりませんね。時間を見直し、業務を効率化する必要があります。

 (鈴木)残業も本当に必要かどうかをきちんと洗い直すということですね?

 (上川)3割の女性が仮に育児休暇を取ろうと思ったら、組織そのものを変えていかなければならないわけです。そのためにも実態を正しく把握してもらうことが必要です。そのためには、たとえば就業開始時間を何時に設定するか、職場に到着した時間か、自分のデスクのパソコンのスイッチを入れた時間にするのか。あるいは在宅テレワークの人はどうするのか。そういうことを一つ一つ検証しなければなりません。意識改革と実態把握、冷静な分析、そして業務の流れを根底から変えていくということが必要になるのです。

 一部だけでも実証実験をし、知見を得たら上に上げるという2段階の流れを考えました。現場では課長職の人から取り組んでもらいます。総務省でまずこれをやるということがイノベーションなんですね。

 (鈴木)明日、予定通り内閣改造があれば、陽子さんにとって総務副大臣としての業務は今日でひと区切り、ということですが、心残りのないように、という思いもあるでしょうね。

 (上川)丁寧にフォローアップしていくということが必要ですね。外から言われたからやるのではなく、自分たちの職場のクオリティについて、自分たちで考えてやるんだということ。やらされているのではなく、自分たちの問題だという意識で取り組んでもらうということ、これが重要です。

 (鈴木)その意味で、陽子さんが根付かせた意識改革が実を結んでくれれば、と願います。

 (上川)期待していきたいと思います。

  ♪

 (鈴木)さて後半は「静岡で輝く女性」をご紹介していただこうと思います。

 (上川)お一人は、アクト・フォの代表取締役・太田めぐみさんです。ホンモノのお茶の香りの香水を開発された方です。人工的な香りではなく、我々が日常的に接するお茶畑に漂うホンモノの香りを香水にされたんですね。太田さんご自身、お茶農家に嫁がれ、農作業のかたわら、エステサロンやアロマセラピストの養成スクールを経営されています。あるとき生徒さんから「ユズやヒノキのアロマはあるのに、なぜ天然のお茶のアロマはないんですか?」と聞かれたのがきっかけで、合成香料ではない、ホンモノの茶葉の香りの香水を作ろうと一念発起されたそうです。

 (鈴木)自然のお茶の香りって難しそうですね。

 (上川)一般的な香料の抽出法では渋みなどが出て、なかなか思うような香りにならないそうです。そこで、茶工場から出る蒸気を冷やして水にし、それを20~1000倍に濃縮して、蒸留水や香水に生まれ変わらせる、という方法を思い着きました。島田市内のメーカーの協力を得て、製造機械から考案し、国の研究開発の助成金も取得して、何度も試作を繰り返して、3年後にようやく完成し、機械と蒸気の回収方法で特許も取得したそうです。

 (鈴木)茶農家らしい発想ですね。

 (上川)太田さんの素晴らしいところは、厳しい農業経営を支えようと、経済的な自立を目指して起業されたこと。その根底には「茶農家の新しい収入源にし、ご主人に元気になってもらいたい」という思いがあります。「女性が自立すれば家庭は明るくなる」「茶農家の嫁に出来るんだから誰でも出来る」おっしゃっていました。経済産業省の予算を使ったこともあり、この事業でぜひ社会還元をしていきたいと。私もできるだけ応援していきたいと思っています。

 実は太田さんから香水の器を作るため、仏師を紹介してほしいと言われ、私がある場所で観て感動した仏像を彫った方のことをふっと思い出しました。その方の奥様が、錐がねという伝統的な技術を持った人間国宝の方で、お嬢様がその技術を継いでおられます。異分野の方との縁結びを積極的にサポートしていきたいと思っています。

 (鈴木)他にも静岡の特産物で起業した女性、たくさんいらっしゃいますね。

 (上川)私の高校の同級生で蒲原の「やましち」というお寿司屋さんの女将さんは、日本で初めて真空パックで生きたサクラエビを販売しています。またお寿司屋さんにもかかわらず「いわしカレー」というのを開発したんですよ。

(鈴木)やましちの女将さん、知っています。昔、地酒の取材でおじゃましたことがありますが、今はそんなユニークな発明家になられたんですね。

 (上川)かんばらのいわしカレーは肉のかわりに、いわしの削り節を入れて作った昔懐かしい、やさしい味わいの和風カレーです。いわしの削り節は駿河湾で80年の歴史を誇る名産品ですね。誇るべき地域の食文化をさまざまなかたちで伝えようと工夫されたようです。このカレーは日本のお土産として海外からの観光客にも積極的にPRしています。

 (鈴木)お寿司屋さんなのにカレーを作るというのがすごいですね。お茶の香水といい、駿河湾のいわしカレーといい、静岡土産としても喜ばれそうです。

 (上川)海外出張で、ちびまる子ちゃんのストラップとか富士山のストラップをお土産に持っていくと大変喜ばれるんですよ。

 (鈴木)静岡はお土産ネタがいっぱいありますね。

 (上川)明日、組閣本部が立ち上がり、夜半には内閣の顔ぶれが決まって皇居で認証式があります。あさっては新閣僚による安倍改造内閣スタートということです。女性の活躍が柱になっています。2020年までに女性の指導者比率を30%にするという目標があります。内閣に当てはめると女性閣僚は56人入ることになります。後は安倍さんの胸三寸、ということですね。

さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、ありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

 

法務大臣 活動記録 2017.8.3~、2014.10.21~2015.10.7 総務副大臣 活動実績!

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