5月27日、超党派議員連盟「世界に誇る国民本位の新たな国立公文書館の建設を実現する議員連盟」(会長・谷垣禎一法相)より、国立公文書館(東京・北の丸公園)の新館を国会周辺に建設するよう求める要請文を安倍総理に手渡しました。要請文では、「公文書は、健全な民主主義を支える国民共有の知的資源であり、国のかたちを過去から現在、そして未来へと繋ぐ貴重な財産。国民一人ひとりが公文書に自由にアクセスし、利用できるようにすることは国にとって最も重要な責務の一つ」とした上で、施設・機能の面でも諸外国と比べて著しく見劣りし、国民にも利用されてないわが国の国立公文書館の現状を踏まえ、国民が利用しやすい国会周辺に、憲法や外交資料などの立法・行政・司法三権すべての重要歴史公文書を集中して保存・展示する新たな国立公文書館の建設の必要性を提起しました。要請を受け、安倍総理は「前向きな提案であり、よく研究していきたい」と述べ、予算化を検討する考えを示されました。
※要請の模様(動画)は以下のページでご覧いただけます。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9872.html