公文書館建設に関する要請(パート2)
先日に引き続き、7月9日、私が事務局長を務める「公文書管理推進議員懇話会」にてとりまとめた公文書館建設に関する要請書を、会長の谷垣法務大臣及び役員の先生方とともに、麻生副総理・財務大臣に提出して参りました。
その際、麻生副総理・財務大臣より、「明治初期に渡欧した岩倉使節団がイタリアにて公文書館を訪れ、公文書館が博物館や図書館と並び、近代国家にとって重要であるとの認識を持ち帰っていた」と伺いました。この時の記録は、国立公文書館に保管されている『特命全権大使米欧回覧実記』に残っています。
<参考>『特命全権大使米欧回覧実記』より一部抜粋
「西洋に博物館あり。瑣砕(ささい)の微物(びぶつ)も亦(ま)た択(え)らんで蔵す。書庫の設けあり。廃紙断編(はいしだんぺん)も亦(ま)た収録す。開文の至りなりと云(い)うべし。」
⇒「書庫(公文書館)を設置して、断簡や廃棄されそうな文書さえ集めて保存している。文化の極致というべきであろう。」
ご興味のある方は、以下のページで記載箇所をご覧ください。 ↓↓http://bunzo.jp/archives/entry/000207.html