3月28日、私が委員長を務めます女性活力特別委員会の初会合が開かれました。本特別委員会は、いま地域や企業で活躍している多くの働く女性たち、また、残念ながら子育てなどを機に社会での活躍から遠ざかっている女性たちに対する「応援団」の役割を担うことになります。 とくに、地域社会を舞台に活躍する女性たちと、グローバルな社会・経済環境を舞台に活躍する女性たちに焦点をあて、課題を整理し、5月を目途に新たな環境整備の方策を提言としてまとめる予定です。
第1回目の今回は、東日本大震災の被災地で活躍されている女性たちの事例について関係省庁からご説明いただきました。被災地では生活再建・復興のために女性が活発に活動されています。このような活動をさらに推し進めるために何ができるか、また、その際、現場ニーズに合致した実効性のある具体的施策を「政策の束」としてまとめ、特区構想などの形で打ち立てることも模索していきたいと思います。
本特別委員会の進捗状況については、随時ホームページでご報告させていただきます。
参考 : 静岡新聞(3月29日付)の記事より抜粋
自民党の女性活力特別委員会=委員長・上川陽子衆院議員(静岡1区)=は28日、初会合を党本部で開いた。東日本大震災の復興現場をはじめ、地域社会や企業経営などの第一線で活躍する女性を支援する施策について検討する。夏の衆院選挙公約や2014年度予算の概算要求も視野に、5月をめどに第1段階の中間報告として提言をまとめる。
上川陽子委員長は会合後、「現場の生の声の中に課題解決の鍵がある」と述べ、女性施策の現状を把握した上で、農林水産や企業の管理職、NPOなど多様な分野の声を聞きながら議論を進める考えを示した。ワークライフバランスの取組状況や若い世代の能力開発などについても確認する。
初会合では、サッカーの「なでしこジャパン」の活躍が被災地の女性たちを勇気づけたとのエピソードや、女性医師不足、災害時のDV対策などの話題が上がったという。