かみかわ陽子のラジオシェイク第4回オンエア(2)大震災における政治家のリーダーシップ

2011-7-25 1:21 投稿者:  himawari

 

 
 
 7月24日(日)オンエアの「かみかわ陽子ラジオシェイク」第4回の再録つづきです。
 
(鈴木)さて、今月は、かみかわ陽子後援会企業部会主催で500人もの人を集め、APC政経セミナーを開催しました。講師には阪神淡路大震災の震災担当大臣を務められた元衆議院議員の小里貞利先生をお迎えし、「大震災における政治のリーダーシップ」という、まことにタイムリーで興味深いお話をうかがうことができましたね。

(上川)東日本大震災が起きた3月11日、政治はどのように対応すべきかが最大の課題だったと思います。その問いに応える大事な教訓・ヒントは、1995年1月17日発災の阪神淡路大震災にあると思ったのです。
実は私、あの時も、震災1カ月の現地の被災地を、リュックを背負って歩いて回ったんですよ。三宮の駅に降りたときの光景、ビル群が破棄されて鉄骨がむきだしになっていた光景は、今でも目に焼き付いています。そういうところから復興までも「初動態勢」が極めて重い。震災特命大臣だった小里先生のお話をぜひうかがいたいと思い、みなさんに相談したんです。先生はすでに引退されて鹿児島にお住まいでしたが、私が直接、鹿児島の事務所にお電話をし、電話口にお出になった小里先生に何年振りかでお話をし、直談判のかいあって快くお引き受けいただくことができました。

(鈴木)当日はどんなお話が印象に残りましたか?
 
 
(上川)ポイントは一つです。やはり危機管理にあたっては、政治家、官僚、国民が一体となって力を発揮すること。みんなが一つになることが大切です。そのために必要な初動態勢や法律づくりを迅速に行い、最後はトップがすべての責任を負う。今回の震災復興基本法も、小里先生がとられた体制がモデルになっているんですよ。そのことを愚直に学ぶことが大切だと思っています。

(鈴木)実際に震災担当大臣としてリーダーシップを発揮された先生のお言葉だからこそ、私たちの胸にもズシンと響きますよね。私自身は、馬がお好きだという小里先生が、「いい馬はブレない底力があり、人を引き付けるエネルギーがある。上川陽子が出てきたとき、永田町にも底力と馬力のある女性が現れたと思った」とおっしゃったのが印象的でした。

(上川)そのお話を最前列で聞かせて頂いた時「馬にならねば」と思いました(笑)。先生にそうおっしゃっていただいた以上、もっともっと底力を発揮せねばと思っています。

 
(鈴木)今日は、日本舞踊の名取・振付師という隠れた顔をお持ちの陽子さんの、これまた知られざる、ハーバード大学時代のナデシコぶりをうかがうことができました。

(上川)なでしこジャパンの偉業がひときわ勇気を与えてくれて、自分が政治行政学の基礎を学んだハーバード大学時代のことにつながっていきました。
 FM−Hiをお聴きになっている静岡の皆さんの声とも、強くつながっていきたいと願っています。みなさんが日頃不安に感じること、一緒に解決したいと思うこと等さまざまな声をお待ちしています。どしどしメッセージをお寄せください。

(鈴木)陽子さん、来月の予定は?
 
 
(上川)番組冒頭にもふれましたが、夏祭りのシーズンということで、8月13日、足久保夏祭りで「足久保茶畑音頭」をお披露目します。場所は足久保スポーツ広場、時間は20時30分頃からです。ぜひお気軽にご参加いただき、踊りの輪の中に入っていただきたいと思います。
 また8月28日(日)に、私が部長を務める静岡県防衛協会女性部主催の特別セミナーがあります。ヒゲの隊長こと参議院議員佐藤正久先生をお迎えし、今、少し関心が薄れがちですが実は非常に重要な局面を迎えている日本の安全保障の問題についてお話いただきます。こちらは、もくせい会館で18時30分からです。どなたでも参加できますので、詳しくはホームページをご覧ください。

(鈴木)わかりました。陽子さん、今日もありがとうございました。

(上川)最後までお聞きいただき、ありがとうございました。来月までごきげんよう。

 *次回は8月28日(日)8時30分からの放送です。お楽しみに!