2005 年 8 月 8 日
衆議院の解散に当たって
日頃から温かなご支援をいただき、誠にありがとうございます。 初当選から二期五年。ふるさと静岡の代表としての誇りを片時も忘れず、日夜、国政に励んでまいりました。この間、犯罪被害者等基本法を議員立法により成立させたほか、とりわけこの一年は自民党の女性局長や年金委員会事務局長など責任ある役職を与えられ、社会保障制度改革や少子化対策などの最重要課題に全力で取り組んでおります。
私たちはいま、時代の大きな岐路に立っています。巨額の公的債務を抱えたまま、超高齢化と人口減少の時代を迎えようとしているのです。子どもたちに夢のある豊かな社会を引き継ぐためには、構造改革を推し進め、「小さな政府」をめざさなければなりません。今回の総選挙は、郵政民営化をはじめとするそうした新しい国づくりに取り組む覚悟をあらためて国民に問うものです。
日本の将来、そして子どもたちの明るい未来のために、ここで改革の流れを止めてはなりません。私は、『対話と信頼の政治』をモットーに、新しい「この国のかたち」をつくり上げるため、持てる力を振り絞り改革を推し進めてまいります。変わらぬご理解とご支援を心からお願い申し上げます。 上 川 陽 子
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