少子化対策テーマに対話集会2007年10月27日
● 2007 年 10 月 28 日付 静岡新聞 「国民対話」初回は上川少子化担当相― 育児、働き方で意見交換 ―閣僚が政策について国民と意見を交わす福田内閣初の国民との対話集会が 27日、さいたま市内で開かれた。上川陽子少子化担当相(自民、衆院静岡1区)がトップを切って登場し、少子化対策などについて参加者と意見を交わした。首都圏をはじめ秋田や兵庫県から109人が出席。16人が「出産費用無料化を」「子どもが遊べる公園などの場所も考えてほしい」「子育て支援だけでなく子ども自体を支援する組織づくりを」などと意見を述べた。 これに対して上川氏は「子どもには年齢に応じた遊び方が必要。文部科学省や国土交通省などと連携していきたい」「『子ども家庭省』というコンセプトで、子どもがしっかり育つよう取り組む」などと回答した。 対話終了後に会見した上川氏は「少子化対策に深い関心を持つ方が参加してくれた。意見を丁寧拾い、政策に向き合っていきたい」と集会を評価。出産費用の無料化については「大事な提案として受け止めたい」と述べるにとどめた。
● 2007年10月30日付 静岡新聞夕刊 対話集会の議論 首相から評価― 上川少子化担当相 ―上川陽子少子化担当相(自民、静岡 1区)は30日の閣議後会見で、自らが参加した27日の国民との対話集会について閣僚懇談会で報告したことを説明し、福田康夫首相から「人数にかかわらず大変活発に議論ができたことは1回目として良かった。これからもテーマは変わるが、いろいろな取り組みを展開していく」と評価を受けたことを明らかにした。対話集会は福田内閣では初の開催。109人が参加し、16人が意見を述べた。
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