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かみかわ陽子

論文・対談・投稿・マスコミ

 

性差医療問題について発言

 

2007年10月22日付 静岡新聞

女性視点での医療施策必要

― 上川少子化担当相 ―

産婦人科医らを対象にしたセミナー「これから変わる女性のための医療制度」(これからの女性の健康研究会主催)が 21日、東京都内で開かれた。上川陽子少子化担当相(自民、静岡1区)がパネル討論に参加し、女性を支える健康政策や医療制度改革などについての考えを述べた。

討論のテーマは「病院も地域も女性も豊かにするサステイナブル(持続可能な)医療とは」。産婦人科医らがパネリストを務め、各立場から産婦人科医の現況や更年期医療などについての問題を提起した。上川少子化担当相は「自分の世代の女性が抱える問題として認識している」と述べ、性差医療の認知度向上、女性の性にかかわる世代間の情報伝達の不足などを問題点として指摘。そのうえで「女性の視点から総合的な施策体系を築くことが重要」と語った。

セミナーには産婦人科医を中心に約 80人が出席。今村定臣日本医師会常任理事、吉村英子跡見学園大教授らがパネリストを務めた。出席者からは「4月から始まる特定検診に更年期障害の項目を入れるべきでは」などの意見があった。

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