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かみかわ陽子

活動報告国会活動

 

公文書管理の中間報告 まとまる

時を貫く記録としての公文書管理の在り方

〜今、国家事業として取り組む〜

2008年7月1日

中間報告の提出

記者会見の模様

7月1日、政府の「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」(座長:尾崎護・元大蔵省事務次官)が公文書の管理、保存体制を抜本的に強化する「公文書管理法」制定の必要性を指摘した中間報告をまとめ、公文書管理担当大臣である私に提出されました。これを受けて同日、尾崎座長とともに福田総理に面会し、概略を説明いたしました。これに対し総理からは、「しっかりとした文書管理をして情報公開することが必要だ。これは民主主義の基礎だ」との激励をいただきました。

有識者会議は本年3月に設置されて以降、4ヶ月の間に計8回開催されました。委員の皆様には毎回、熱心にご議論・ご検討いただき、お蔭様で極めて完成度の高い中間報告を頂戴することができました。政府では本年10月に予定されている最終報告のご提出を待って、公文書管理法案を来年の通常国会に提出する考えです。委員の皆様には引き続き力強いご指導をお願いする次第です。

なお、中間報告のタイトルである『時を貫く記録としての公文書管理の在り方〜今、国家事業として取り組む〜』については、福田総理、尾崎座長ならびに各委員の皆様のご了解をいただき、孔子の「論語」からヒントを得て(*)、この問題に対する私自身の強い思いを表現させていただきました。

         (*)「吾が道は一以て之を貫く」 :

     孔子の心の中には確固とした理想があり、その考えは一つに統一されている。

(貝塚茂樹訳注「論語」 中公文庫)

 

中間報告の全文、これまでの経緯、参考情報等は以下のとおりです。

  • 中間報告(全文) 
  • 「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の構成員・開催状況等 
  • 主な新聞社説等

     −日本経済新聞(5月2日夕刊) 「公文書管理 お寒い現状」

     −毎日新聞(7月2日)       「公文書館強化 情報公開の徹底を忘れるな」

     −読売新聞(7月3日)       「強力な“司令塔”が必要だ」

     −日本経済新聞(7月5日)    「『捨てるが善』 どう変える」

     −朝日新聞(7月8日)       「公文書改革−霞ヶ関を透明にしよう」

     −日本経済新聞(7月13日)   「国の歴史の記録をきちんと」

     −東京新聞(7月18日)      「公文書管理 霞ヶ関改革の契機に」

大臣室にホワイトボードを持ち込み、連日のスタッフ会議

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