オマーンおよびアラブ首長国連邦（UAE）を公式訪問

２００８年５月１８日

ゴールデン・ウイーク中に中東のオマーンおよびアラブ首長国連邦を公式訪問しました。以下は帰国後に閣議で報告した内容です。日本とこれら両国との友好親善に貢献できたことは私にとっても大きな喜びです。

オマーン及びアラブ首長国連邦（UAE）訪問について

平成２０年５月９日（金）閣議

公文書管理担当大臣、内閣府特命担当大臣（少子化対策、男女共同参画）　発言要旨

 

１．私は、５月２日から６日にかけて、オマーン及びアラブ首長国連邦（UAE）を訪問しました。

２．オマーンでは、ハイサム遺産文化大臣との会談においては、両国の公文書管理に関する幅広い意見交換を行うとともに、デジタルアーカイブ等の先端技術を学ばせるため同国の専門家を我が国に派遣することを検討するなど、今後、両国が一層緊密に協力していくことを合意しました。また、「留学生３０万人計画」に関して同国からの留学生の増加を要請し、同大臣から前向きな回答がありました。

３．また、シャリーファ社会開発大臣との会談では、男女共同参画に関する共同調査研究の実施等について、スナイディー・スポーツ大臣との会談では、青年交流に関する一層の協力等について、それぞれ合意しました。さらに、モナ・マンゼリ氏をはじめとする国家評議会の女性議員の方々と、オマーンのみならず中東地域における女性の社会参加、特に政治分野における活躍について幅広い意見交換を行いました。

４．また、UAEでは、日本人学校を訪問し、現地において子育てをしている日本人女性の方々と懇談し、急激に在留邦人が増加しているドバイならではの教育インフラの不足の問題について意見交換を行いました。

５．私としましては、今回のオマーン及びUAE訪問の結果を具体的な成果につなげるよう、関係機関とも連携しつつ、取り組んでまいります。

ハイサム遺産文化大臣と会談

シャリーファ社会開発大臣と会談
スナイディー・スポーツ大臣と会談

オマーン国家評議会（上院に相当）の女性議員の皆さんと懇談・会食

在住日本人女性と懇談		ドバイ日本人学校を視察

ドバイの地下鉄工事を視察		日本企業の現地代表の皆さんと

オマーンのグランド・モスクを視察

現地の新聞TIMES OF OMANに記事が掲載