新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、希望にあふれる新年をお迎えになられたことと、
お慶び申し上げます。
昨年、もっとも印象深かった出来事の一つは、英国のEU離脱でした。
民主主義のルールとして、各国で定着しつつある「国民投票」により、
社会に劇的な変化を起こすことができるという現実です。
わが国においても、すでに憲法改正のための国民投票法が成立し、
憲法改正の法的基盤が整いました。
昨年の臨時国会より、一年半ぶりに両院の憲法審査会が再開し、
私も自由民主党を代表し「立憲主義について」意見表明を行いました。
本年は、憲法施行70年の節目の年です。
この一年、自民党憲法改正推進本部の事務局長の大役を担い、
将来の「この国のかたち」をしっかりと見据えながら、
憲法改正の必要性についての議論を深め、
国民の理解と合意形成を丁寧にすすめて参る所存です。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
結びに、皆さまにとりまして、お幸せな一年でありますよう、
お祈り申し上げます。
平成29年元旦
衆議院議員 上川 陽子