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第73回 「女性活躍推進本部のテーマ、敬老会と自治会について」

<2014年10月21日オンエア>            

 (上川)リスナーのみなさん、こんばんは。上川陽子です。

 (鈴木)コピーライターの鈴木真弓です。どうぞよろしくお願いいたします。今日は前回うかがえなかった自民党の女性活躍推進本部での6つの活動テーマの続きからうかがいましょう。前回は①新しい働き方(残業ゼロ、朝方出勤、テレワーク等)、②おもてなしビジネス、③地域におけるソーシャルサービス、ということでした。

 4つ目に挙げられたのが、女性と外交。先日、横浜で大変大きな国際シンポジウムが開かれたそうですね。

 (上川)WAOWというシンポジウムです。日本国内、地方でもやっていこうと企画されているものです。ここでアフガニスタンの独立人権委員会のリーダーが来日され、私の議員会館事務所にも来ていただきました。生死のはざまで仕事をされ、ノーベル平和賞の候補にもなっている方です。女性で初めて大統領候補にもなるんじゃないかと言われています。

アフガニスタンでは都市部と地方ではかなりの差があり、男性のドクターが女性の患者を診察できないという性差別も残っており、女性の高等教育機関、大学をぜひ作りたいと奔走されています。大変大きな課題ですので、推進本部でも力になれるよう推進していきたいと思います。

 (鈴木)産婦人科のドクターがいないということですか、大変な問題ですね。

 (上川)地域で風土が異なりますので、それに合わせてきめ細かくサポートしていくのも女性の感性という意味では必要だと思います。

 (鈴木)5つ目は地方創生。

 (上川)最近、地方での若い女性の定住人口が激減しているという報道があり、地方から若い女性がいなくなってしまう!とセンセーショナルに取り上げられました。若い世代は働き口がなければ地方にUターンできないでしょう。地方に本社があってグローバル展開している企業に注目し、福井の事例もお話したと思いますが、世界的に有名なコマツは販促と人材教育の本部を石川県に移転させたんですね。今までは本社機能は東京で生産拠点を地方に、という例はありましたが、本社機能を東京と地方に分散させるという新しいモデルを創り上げました。税制優遇等で奨励し、促進していく制度作りをやっていきたいと考えています。

 (鈴木)経営者の発想も必要ですね。6つ目として、もろもろの新しい改革をしっかり植えつける意味で、社会保障制度にもメスを入れるということですね。

 (上川)女性の場合、就職して、結婚出産で一度やめて、再就職して、と、働くステージがさまざまですね。その分、受ける社会保障制度も複雑になってきます。あるときは厚生年金、ここからは国民年金、また厚生年金と、さまざまですので、これをシームレスにまとめていけたら、と思っています。

 (鈴木)多方面の課題が上がりましたので、陽子さんに辣腕をふるっていただきたいところですが、メディアで取り上げていただかないと我々にも伝わりません。

 (上川)国民挙げての意識向上という意味でも、しっかり報道してもらうということも重要です。

メディア対応にも力を入れて行きたいと思っています。

 (鈴木)女性活躍推進本部って名称からして硬いですよね。何かキャッチフレーズみたいなものってできないでしょうか?

 (上川)リスナーの皆さまからも、ぜひお知恵をお借りしたいと思います。よろしくお願いします。

 (鈴木)秋は地域の行事がたくさんありますが、陽子さん、きちんと参加されているんですよね。                     

 (上川)敬老会や運動会などたくさんありました。今、敬老会は77歳以上を対象にしているのですが、みなさん本当にお元気なんです。102歳のおばあちゃまにお会いしまして、お話したんですが、私、100歳以上の女性にお会いするのが初めてだったんですが、毎日きちんとお化粧していて、とてもチャーミングなんです。昔は、100歳以上の敬老会というと、ご家族が代理で出席されることが多かったのですが、今はほとんどご本人がいらっしゃいます。ご自分の健康を維持し続けるには仲間と一緒にやるというのが重要で、その点、静岡はコミュニティが充実しています。食生活もお茶というキーワードがあります。小さい頃から飲むという習慣が大事なんですね。102歳まで長生きするには毎日お茶を飲むというのが一丁目一番地なんですよ、と敬老会でもご挨拶してまいりました。

 (鈴木)私はずっと静岡で暮らしていますので、静岡のコミュニティがとりわけ充実していると意識したことはないのですが、小さな単位でも健康づくりや食育活動を活発に続けている、その理想像が静岡にあるということでしょうか?

 (上川)国勢調査があるとき、自治会でご協力をいただくのですが、地域で比較してみると、町内会に所属している自治会は静岡は高いんです。都市部は45割というところも少なくありません。たとえばこれから介護の分野で地域包括ケアを制度として打ち出しても、実践する受け皿が弱いんです。その差がこれから出てくるのではないでしょうか。

地方との関係でいくと、町内会にとにかく入っていただくという基本を見直していただくべきだと考えています。

 (鈴木)町内活動って面倒くさいと思いがちですが、地域のことを考える、地域の活動に参加するというのは、自分自身のクオリティ・オブ・ライフにもかかわることですね。働き方、暮らし方全般を見直す意味でも重要だと思いました。

ところで、1026日に予定されているお茶壺道中、陽子さんがいろいろと盛り上げ役で活躍されているんですよね。

 (上川)お茶壺道中の御姫様をぜひご覧になっていただきたいですね。午前中は井川からお茶壺を運び出し、茶町通りを練り歩きます。午後は久能山東照宮で口切の儀を行なって、家康公の墓前に奉納します。

 (鈴木)一般の市民はどんな形で参加できますか?

 (上川)茶町通りの行列では踊りやお茶の試飲に参加できますので、ぜひ午前中に来ていただきたいですね。お茶というのは限られた自然環境の中で育つ貴重なものでしたが、静岡では中山間地を丁寧に開拓し、長い時間をかけて産業にし、文化行事にまで発展していった歴史を顧みて、大切に守って行きたいと考えています。私たちふる里静岡のまるごと魅力なんです。ぜひこれに触れていただきたい。今年、さらに来年と盛り上げていただきたいと思っています。

さあ、そろそろお時間となりました。最後までおつきあいくださったリスナーのみなさま、ありがとうございました。それでは次回まで、ごきげんよう。

 

 

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