6月27日、「情報通信審議会 総会(第32回)」にて「イノベーション創出実現に向けた情報通信技術政策の在り方」について、情報通信審議会委員の皆様に活発にご審議いただいた後、答申を頂きました。
※情報通信審議会総会(第32回)について以下のページをご覧ください。http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/sokai/02tsushin10_03000193.html
本日は、お忙しい中、情報通信審議会総会にご参集いただき、ありがとうございます。 本日ご議論いただく「イノベーション創出実現に向けた情報通信技術政策の在り方」につきましては、これまで、情報通信政策部会及びイノベーション創出委員会に置いて、我が国発のイノベーションを創出するにはどうすべきか、わが国を変え、世界で最もイノベーションに適した国になるためにどうすべきか、という非常に難しい課題について、濃密なご議論をいただき、取りまとめて頂いてきたものと認識しております。 また、イノベーション創出委員会におかれましては、新藤大臣が主宰する「ICT成長戦略推進会議」とも連携頂いたことにより、若干先走りではございますが、6月20日に公表させていただいた「スマート・ジャパンICT戦略」などに既にエッセンスは盛り込ませていただいており、また、総合科学技術・イノベーション会議や産業競争力会議における議論にも反映をさせて頂いているところでございます。 このように、本日ご答申を賜れれば、それを我が国の政策に反映する準備は整っておりますので、今後、実際の施策として具体化に向けて検討して参りたいと存じますので、本日はご議論のほど、よろしくお願い申し上げます。
ご答申のとりまとめ、ありがとうございました。 今回ご提言頂いたイノベーション創出は、わが国の成長戦略の大きな柱となる極めて重要なことと考えております。 その重要な柱について、西田会長、須藤部会長、徳田イノベーション創出委員会主査をはじめ、委員の皆様におかれましては、部会等の会合を20回も開催し、集中的かつ濃密なご審議を頂いたとのことであり、大変ありがたく存じます。その皆様の熱意にしっかりと応えるべく、実現に向けて頑張って参ります。 皆様にご提案いただいた内容は、6月24日に閣議決定した「「日本再興戦略」改訂2014」や「科学技術イノベーション総合戦略2014」など、政府全体の戦略にも反映させて頂いており、今後の制度整備・予算要求の中に必ず取り込ませて頂きたく存じます。 成功に向けてのキーワードは、「実践」と「スピード」である、と考えており、皆様方におかれましては、引き続き、総務行政への一層のご協力とご指導をよろしくお願い申しあげ、私のご挨拶とさせていただきます。