今、大切な政治主導とは、官僚組織をフル活用すること
 3月11日から日本は時間が止まってしまったようだ。大震災からの復旧・復興は一向に進まないまま、被災地は猛暑の季節を迎えた。
 
被災地での辛抱強い日本人の姿が世界中を感動させ、称賛の声が寄せられているというのに、それに応えるべき政治は国民の期待からどんどん遠ざかっている。こうした対応の遅れと混乱はいったい何によるのだろう。

 
「政治主導」のはき違えが危機を増幅している。まず、トップの関心が場当たり的にくるくる変わることが問題だ。この一年、政治生命を賭けるといって一時は世間を騒がせた消費税率引き上げやTPPも今はまるでなかったかのように、今度は再生エネルギー法案の成立に政治生命を賭けるという。いったんは「辞める」と約束したはずが、前総理から「ペテン師」と罵られながらも居座り続けている。これに対し与党民主党執行部にも、解散権を持つ「猫」に鈴を付けるだけの気迫はない。
 
さらに、日本最大の頭脳集団であり、最強の執行部隊でもある官僚組織を、使いこなしていないどころか、敵視していることが問題だ。官僚を信頼せず、徹底的に使いこなせるだけの力量に欠いていることが、民主党政権の致命的欠陥である。まさに政権担当能力の欠如と言われるゆえんだ。

 
政治が国民の信頼を再び取り戻し、求心力を発揮するために、今もっとも大切なのは官僚組織を100%活用しきることである。そのために、力量をもつ政権を早く打ち立てることである。政権担当能力のない菅民主党政権を即刻退陣に追い込み、政権交代によって一日も早い被災地の復旧・復興と政治の再生をめざしたい。
2011-7-27 17:32 ( 私の意見 / 陽子日誌 / yoko's voice / 新着情報 )
カテゴリ内ページ移動 ( 53  件):     1 ..  47  48  49  50  51  52  53    

Copyright (c) 2004 Yoko Kamikawa Office. ALL RIGHTS RESERVED.