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かみかわ陽子

活動報告国会活動

 

第2回 「よい歯と食育大賞授賞式」 大臣ご挨拶

 

第2回「よい歯と食育大賞」授賞式が盛大に開催されますことを、心よりお喜びを申し上げます。「よい歯と食育大賞」という、すばらしい表彰制度をもうけていただき、食育を担当する大臣として、心から敬意と感謝を申し上げます。

心と体の健康を維持するためには、何よりもまず毎日の規則正しい食生活が基本です。朝・昼・晩三食食事をとることはもちろん、バランスのよい食事をとること、のこさず食事を食べること、家族で食卓を囲み楽しく食事をとることです。皆さんの「食に対する関心」は非常に高いのですが、不規則な食事、1人で食事をとる個食の子どもたち、栄養の偏りや生活習慣病の増加、また最近は食の安全にかかる問題が発生するなど、実際の食生活や食を取り巻く環境にはさまざまな課題があります。そうした課題に、自ら対処できるよう、国民一人ひとりが、「食」の大切さを理解し行動することが求められています。

家族そろっての食卓は、子どもの健やかな育ちにとって、大変重要であります。少子化対策担当大臣としては、パパやママにできるだけ早く仕事を切り上げ、子どもたちと夕食をともにする機会をもっともっと増やして頂きたい。今年は、「仕事と生活の調和」(ワークライフバランス)元年として国民運動を展開していますが、その心は、まさに「家族そろって食卓を」実現して欲しいとの思いです。

「歯」は、「食」にとって、とても大切な道具です。心と体の健康は、「歯の健康」・「口の健康」から始まると思います。今、政府では、「豊かな味覚」、「口の中の歯や舌」の役割や機能について検討を進めています。口の手入れ、歯の手入れを十分し、おいしく食事をいただく、そして、食に感謝する心を養う。こぼれるような白い歯と、笑顔のあふれる人は、周囲の人たちにもさわやかな印象を与えてくれ、豊かな気持ちにさせてくれます。

今回、どなたが受賞されるのでしょうか。「よい歯」がつくる素敵な笑顔を拝見できることを楽しみにしております。今日の受賞者のようになりたいと、多くの皆さんが、毎日の歯の手入れを欠かさず、豊かな食生活を送ることができるよう、心から期待しています。

最後に、ご列席の皆様方の益々のご発展とご健勝を祈念し、お祝いの言葉とさせて頂きます。

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