2002年秋・冬−活動報告
2003年1月
報告（1） 衆議院３委員会に所属
２００２年１０月臨時国会からは、次の３つの委員会に所属しています。
- 財務金融委員会
- 財務省や金融庁が所轄する不良債権処理やデフレ問題を扱います。また財政・金融政策だけでなく、産業政策や雇用政策まで含む幅広い分野で本格的な議論が行われます。各党から選りすぐりの政策通・論客が一堂に会する真剣勝負の場であり、私にとっては猛勉強の場です。
- 総務委員会
- かつての総務庁と自治省、郵政省が合体した総務省の所轄事項に関して立法発議を行います。目下の最重要テーマは地方分権の在り方、とりわけ市町村の合併問題です。今年、静岡と清水が合併し、さらに２年後に政令指定都市への移行を控えることから、私自身が強く希望して委員会入りしました。１２月５日には行政手続のオンライン化について初質問を行いました。
- 青少年問題に関する特別委員会
- 比較的開会の頻度は低いのですが、大きな社会問題となっている青少年のイジメや非行、覚せい剤問題などを取り扱っています。
報告（2） 第二東名、竜西橋に関する陳情
- 第二東名自動車道建設凍結反対要望活動
- 昨年９月２２日、静岡市連合町内会等の呼び掛けによる「第二東名建設凍結反対市民総決起大会」が開催され、市議会、静岡商工会議所、ＪＡ静岡市等の各種団体から約１９００名が参加、７万８０００人分の署名が集まり、私に国への陳情が託されました。要望日の１１月８日、石原行政・規制改革担当大臣は時間がとれず、やむを得ず大臣室にて秘書官に要望書と署名7万８０００人分をお渡ししました。また国土交通省では青山事務次官や榊道路局次長にお会いし、陳情を行いました。その後、陳情団の方々と国会内に移動し、院内１５控室にて堀内光雄総務会長、古賀誠道路調査会長、原田昇左右静岡県連会長の先生方にお会いすることができました。
- 先生方は熱心に陳情をお聞きくださり、「私たち政治家が責任を持って取り組んでいくので、ぜひ期待していただきたい」とのご挨拶を頂戴しました。陳情団の方々も大変喜ばれ、安心されたようです。この後、陳情団は二手に分かれ、道路関係４公団民営化推進委員会と静岡県選出国会議員の先生方の事務所で陳情を行い、要望活動は無事終了しました。
- 竜西橋災害関連事業要望活動
- 竜西橋は昨年7月１０日の台風6号豪雨で橋脚が沈下し、通行不能となり、安倍川をはさむ両地域８００世帯３０００人余の住民の方々の生活に大きな影響を及ぼしています。このことから地元住民の方々からは被害箇所のみの復旧ではなく、抜本的な橋梁架け替えを求める強い要望が出され、私は早速１０月１７日に小嶋市長ともども財務省・国土交通省に対して陳情活動を行いました。その結果、１１月２２日に財務省主計局平野主計監査官よりおよそ２１.６億円の予算が付いたとの連絡をいただきました。
- 要望どおり全面架け替えの予算を付けることができたことは、地域住民や関係者の方々にはこの上ない朗報となり、私も政治家として地域の要望に応えることができました。
